実は断言するより曖昧な方がやる気が出る モチベーションを上げるには迷うことが必要
「やるか、やらないか、だけだ。
試しにやってみるなんてものはない。」
スター・ウォーズのヨーダの有名な言葉です。
迷いを断ち切り、覚悟を決める必要性を
訴える名言です。よく引用されますよね。
しかし、どうやら地球の一般人は
あえて断言しない方がやる気が出るようです。
1. I will(やる!)VS will I(やった方がいいかな?)
2010年、イリノイ大学の
イブラハム・セナイらの研究チームは
興味深い研究を発表しました。
53名の参加者に10個の単語を並び替えて
新しい単語を作るアナグラム課題を
解いてもらいます。
研究チームは課題前に参加者に
次の2通りの問いかけをしました。
A群 質問型
「この課題をやるかどうか考えてください」
B群 断言型
「あなたはこの課題をやると思ってます」
結果は面白いものでした。
「やるかどうか」曖昧に委ねられた
A群のほうが(M=2.6)
断言されたB群(M=1.84)より
平均30%も多くの課題を解答していました。
2. 迷うことは自分で答えを出すために必要なこと
普通、逆に思えますよね。
なぜこんな現象が起きるのでしょうか?
研究チームは次のように述べています。
内発的動機とは、他人の要望に
従うことではなく、あくまで
「自分ごと」として責任をもって
取り組む意思表示です。
どんな正論でも
何かを押し付けられている状態では、
内発的動機は湧きづらいことが分かります。
「やったほうがいいかな?」
「どうなのかな・・・」という曖昧な迷いは
自分ごとにするためには不可欠なプロセスなのです。
ぜひ積極的に迷ってみましょう。
そして迷っている歯がゆい人がいても
押し付けをせず、見守ってあげましょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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