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教室の照明を電球ランプにしただけで、閃きが2倍になった!周囲の物に込められた意味が、あなたの内面に影響している

漫画で「電球がつく」表現が
ありますよね。何の比喩か分かりますか?

「何かがひらめいたとき?」

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そうです!
では、もし部屋の明かりを「電球」したら
ひらめく確率が上がるのでしょうか?

まるでYouTubeの企画ですが、実際に
2010年にアメリカのタフツ大学で
行われた実験です。

そこには予想外の結果がありました。

1. 人は無意識に点を結び枠を作っている

タフツ大学のマイケル・スレピアンらの
研究チームは、79名の学生に次のような
洞察問題を解いてもらいました。

プレゼンテーション1

いかがですか?
普通に考えれば、どうしても
4本の線がないと結べませんよね。

だからこそ、枠に囚われない
発想が必要なのです。

プレゼンテーション1

私たちは、均等にならんだ4つの点を
みると無意識に正方形の枠を描き
そこをなぞろうとしてしまいます。

しかし、これでは一生答えはでません。

コツはただ1つ
「正方形をはみだして線を引くこと」
それさえ分かれば、あっさり解けるのです。

まさに通常の思考を緩めて、
枠の外を考える典型的な洞察問題です。

今回の実験では、ヒントや誘導なしで
3分間で解いてもらいます。

ただし開始55秒後に研究チームは
何気ないある行為をしました。

2. 電球を照明にしただけで、2倍、ひらめいた!

それが「部屋の照明をつけること」です。
一方の群は、普通に天井の蛍光灯をつけ
他方の群は、電球が見えるランプをつけました。

この一見無関係な行為は、結果に
大きな影響を及ぼしました。

プレゼンテーション1

驚きですよね!
ひらめきの象徴的アイテムがあるだけで
私たちの認知的表現力が向上するのです。

では、学校の電気をすべてランプに
するべきでしょうか?

残念ながら、そうとはいえないようです。
研究チームは別の実験で、洞察のいらない
単なる代数方程式を題材に同じ実験を
したところ、特に変化はありませんでした。

3. 普段接するもの意味があなたの内面に影響する

かって、イギリスの政治学者
グレアム・ウォーラスは洞察を
「個人の中で起こる閃光のような照明」
たとえていました。

こうした先人が託した意味を
私たちは知らず知らずのうちに
学習し、自らの認識に活かしているのです。

もちろんこれは
「ひらめき」以外も同じです。

「愛」「希望」「遊び心」「絆」「勇気」
「誠実さ」「美」などなど・・・
私たちの外の世界には多くの人がそうした
意味を託したシンボル的アイテムがあります。

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内面の世界を自力で変えるのは
なかなか骨が折れます。
そこで、まずは外部の世界を
あなたが望む意味を持ったアイテムで
飾っていきましょう。
すると、いつしか
あなたの内面も影響されて、望む方向に
変わっていくでしょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

本記事のように、古くから
人は外部の行為や形象に
意味を込める「シンボル」を
承継してきました。それにより
いつでも「シンボル」が表象する
状態になることができるのです。

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参考文献(p246~248)



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