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なぜ日本でヨガブームは60年間も続いているのか?お客様は、商品の前に「カテゴリー」を見ている!

自粛のときに最もにぎわう場所は
「オンライン」の世界です。

オンラインショッピングの
商品棚には限界がありません。
買う方は便利ですが、販売者側は大変です。

そこで大切なのが「カテゴリー」
考え方です。人は無意識のうちに、
自分の欲しいものに「ラベル」を
つけています。

もし、その無意識の「ラベル」貼りに
アプローチできれば、一気に
ビジネスのチャンスは広がることでしょう。

1.「オレンジ」と「リンゴ」はどちらが「ドーナツ」に似ているか?

2001年、コネチカット大学の
ラットネシュワーらの研究チームは
127名の学生の協力のもと、
面白い調査をしました。

8つ製品のペアを提示して
お互いどれくらい
似ているかを問いました。

たとえば、リンゴは「オレンジ」と
「ドーナツ」どちらに近いでしょうか?

多くの方は「オレンジ」と答えますね。
同じ果物であり、形も似ています。

では、プレーンのグラノーラバーは
「キャンディーバー」と
「フルーツヨーグルト」と
どちらに似ているでしょうか?

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調査では、事前アンケートで
健康志向が高い参加者は、グラノーラバーを、
キャンディーバー(M = 4.42)よりも
フルーツヨーグルト(M = 5.26)に近いと
判定していました。

また、こんな結果もありました。

健康志向が低い参加者は、
「運びやすさ・たべやすさ(利便性)」から
オレンジ(M = 5.80)よりも、
リンゴ(M = 6.60)の方が
ドーナツに似ていると判定していました。

研究チームは、実験を通して
次のように考察しています。

プレゼンテーション1

「何のために利用するか?」
「いつ、どこで、どのように利用するか?」

人はそうした無意識の
目標意識をもって、目の前の
商品にラベルをつけて、
その人なりのカテゴリーを
作っているのです。

たとえば、アイスクリームは
おやつには「大歓迎」のラベルが
貼られますが、ダイエットする人には
「避けるべきもの」のラベルが貼られるでしょう。

2. 先回りして、カテゴリーを決めてあげよう

こうしたカテゴリーのための
ラベル付けを先回りして行えれば
あなたの商品は類似品よりも際立ち
全く違う層のお客様にも手をとって
もらえることでしょう。

代表的な例が「ヨガ」です。
今日、街のどこにもヨガスタジオがあります。

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しかし日本に入ってきた1960年代は
「哲学・宗教的」な存在でした。

それが1980年代に入ると
「エアロビクス」的な存在として
広まりはじまりました。

1990年代は
「精神世界・スピリチュアル」への
入り口として社会問題になるほど
影響力をもつようになります。

そして現在は、
女性の「美容・健康」のための
エクササイズとして、
幅広く支持をされています。

見事な「カテゴリー」の推移です。
そのたびに今まで関心のなかった層を
取り込み、令和の現在でもヨガブームは
続いています。

まず、あなたの商品・サービスに
「○○で困っている人のための」と
いう言葉をつけてみましょう。

切り口を変えるだけで
あなたを必要とする人がたくさん
いることに驚くことでしょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

もし、あなたのカテゴリー分けの
ヒントを得たい場合は、私たちの
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