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すべては「平凡」に近づいていく 成功者から学ぶべきは【失敗】事例と【普通】のときの習慣

「お父さんとお母さんの身長が高いと
 子どもの身長も高くなる」

遺伝からすれば、こうなるのが常識です。

でも意外とそうでないことって
多いですよね。

この点を最初に検証したのが、
生物学者フランシス・ゴルトンです。

「身長の遺伝における平凡への回帰」
(1886年)という論文では、
高身長の両親のときは子どもの身長は
予想より低く、低身長の両親のときは
子どもの身長は予想より高めである
ことが記されています。

もちろん例外はあるでしょう。

ここで大切なのは「平凡への回帰」という
キーワードです。

1.  最高も、最悪も、やがては平凡に近づいていく

世の中には【最高】のものと
【最悪】のものも存在します。

でも、私たちにはそれが
スポット的にしか目に入りません。

変化はそれからも続いていきます。

たいていの場合は、
最高と称されたものは
衰退していきます。

他方で最悪という酷評は
奮起を促すことも多いです。

いずれも向かう先は【平凡】です。
「あの人は今」という奴ですね。

2. 私たちがやりがちな認知の近道

私たちの目に焼き付きやすいのは
【最高】の姿です。

最高の自分を目安に決めてしまう。
最高に輝いている旬なスターを
目標にしてしまう。

私たちはそんなキラキラした
一番目に入るものだけに
注目してしまうのです。

行動経済学の祖
ダニエル・カーネマン氏は
これを「認知的近道」と呼んでいます。

しかし常に「最高」ということはありえません。
多くの場合は一瞬であり、間もなく
平凡に向かって衰退を始めます。

最高を真似ることは、
そうした衰退まで真似ることになるのです。

3.  参考になるのは、【失敗】と【日常】の習慣

では、何を学習すればよいのでしょうか。
2つのポイントをご提案します。

ポイント1

先人から学ぶのは「成功」ではなく
むしろ尊い【失敗】の経験です。

成功事例よりは表に出にくいものです。

でもV字回復を果たしたような
真の成功者は必ず自分の失敗が自覚
できており、それを後世に語ることを
自分の務めであると考えています。

そんな不死鳥のような方を見つけたら
ぜひ話を聞いてみてください。
本があったらぜひ読んでみてください。

ポイント2

そして成功者から学ぶ場合であっても
「奇跡」や「特訓」ではなく
毎日続けている平凡な習慣や心の使い方
学ぶようにしましょう。

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ドラマや漫画では「映えない」超地味に
続けている習慣こそ、再現性があり
誰でも役立つものが多いのです。

ぜひ参考にしてみてください。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

最悪も最高も
過去の出来事も解釈を変えることで
全く違うものになります。
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