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米国大統領の過半数が実践。実は、【落書き】をしている人の方が、話の内容を理解していた!「書く」ことで起きる脳の調整効果とは?

問題です。
「アメリカの歴代大統領44名のなかで
何名が議事中、【落書き】をしていた
でしょうか?」

答えは、「26名」です!
結構、やってますよね。

「落書き」は必ず注意されます。
でも、実は「落書き」には
思わぬ効用があるのです。

1. 大人に落書きを許すとどうなるか?

2009年、プリマス大学の
ジャッキー・アンドラードは
こんなユニークな実験をしました。

18歳から55歳までの40名の
参加者の協力のもと、
「落書き」の再評価実験をしました。

ダミーの実験をした帰り際に呼び止め
イライラ気味の参加者に
こんな課題をやってもらいます。

静かで暗めの部屋で、2分半
あるテープを聞いてもらいます。

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内容は、あるパーティに
参加する招待者の名前と
招待しない人の名前の読み上げです。
また、意図的に無関係な地名も
混ぜられていました。

アンドラードは、参加者を次の2群に
分けます。

A群 メモ+落書きをしてもらう

内容のメモ用紙に
1センチの四角や丸の図形の列が
書かれており、リスニングの間
自由に陰影をつけて、落書きしても
よいと指示した。

B群 メモだけ

ただのメモ用紙だけを渡した。

さて、どちらのグループが
正確にリスニングをしたのでしょうか?

2.「落書き」は心の自然なストレッチだ

結果は、意外なものでした。

プレゼンテーション1

なんと、落書きをしたグループの方が
落書きしなかったグループよりも
約29%も正確なリスニングをしていたのです

普通は逆になりそうですよね。
なぜ、このような現象が起きたのでしょうか?

アンドラードは、「落書きによって
心の放浪(マインド・ワンダリング)が
減ったから」
という仮説を述べています。

「気づけば、ボーッとして
関係ない空想をしている。」
誰でも経験がありますよね。

こうした白日夢のような現象が
心の放浪(マインド・ワンダリング)」です。

カリフォルニア大学の
ジョナサン・スクーラーらによれば、
何かタスクをしている時間の10~50%は
この状態であるそうです。

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もちろん、心の放浪によって
現状に囚われない問題解決法が
見つかる利点もあります。

とはいえ、目の前の課題から
注意がそれている事には変わりなく
よりよい解決にはのぞましくありません。

この点、落書きによる
意図的な反復作業は、
こうした「心の放浪」を中断させ
目の前の課題に注意が再び向かうのを
助けている可能性があるのです。

そう考えれば、「落書き」は
心の自然なストレッチであるともいえます。

3. 「書く」という癒しの手段を持とう

「癒し」といえば、
「聞く」・「見る」・「触れる」が定番です。

でも、ともすれば理性的に
思われる「書く」も大切な
ヒーリングの手段です。

心を未来に遊ばせながらも
今すべきことを忘れない。

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自由に「書く」ことを通して
実は人はそんなことを
実現しているのです。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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