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わずか20秒間でも効果あり!自分で自分の体に触れるだけでストレスは軽減される

人は五感で癒しを感じます。

視覚(美しい風景をみる)
聴覚(おだやかで優しい曲をきく)
嗅覚(アロマや香)
味覚(美味しいごはんをたべる)など

でも、やはり最も強いのは「触覚」です。
誰でも身体に痛みを感じると
その場所をおさえます。
また好きな人とのスキンシップは
嬉しいものですよね。

触れることで、愛情ホルモンと呼ばれる
オキシトシンの分泌が増加します。
さらに、自律神経系やHPA活動が低下し
落ち着いた状態になります。

とはいえ、ソーシャルディスタンスの昨今
最も遠ざけられているのが「触覚」です。

そんな時に、この最も強い癒しを
実現するには
どうすればよいでしょうか?

1. 身体に触れることとストレスの関係

2021年、ゲーテ大学(独)の
研究グループは
素晴らしい研究を発表しました。

18歳から35歳の健康な参加者159名の
協力のもと、身体に触れることと
ストレス緩和の関係性が調べられました。

人はストレスにあうと、
視床下部‒下垂体‒副腎皮質(HPA)系の
活動が高まり、コルチゾールのレベルが
上昇します。

参加者は、スピーチと暗算問題という
ストレスがかかる課題が言い渡され、
その時に身体に触れることで、どの程度
コルチゾールのレベルが下がるかを
調べました。

A群 ハグ条件

スタッフに20秒間、体温が伝わる程度に
ハグをしてもらう。

B群 セルフタッチ条件

実験者のお手本のもと、参加者に自分で
心地良いと思える場所を20秒間自分で触れてもらう。
2~3回深呼吸をして、温かさ、手の圧力、
自分の呼吸に集中するように指示される。

面白いことにすべての参加者は、
右手を胸の左側(心臓の上)
左手を腹部におきました。

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C群 ハグなし(別作業をしてもらう)

2.リスクなく自分を癒す「セルフタッチ」

結果は面白いものでした。

案の定、身体接触があった
A群とB群はそうでないC群よりも
コルチゾールの分泌が減少していました。

その上で、セルフタッチをしたB群においては
コルチゾールのレベルが平常時に戻る早さが
あきらかに速いことが分かりました。

参加者は、他人にハグされるよりも、自分で
自分に触れる方が、約11%心地よさを
感じていました。

いかがですか?

研究チームは次のように述べています。

プレゼンテーション1

密な状況を作らなくても、ストレスを
緩和できるのがセルフハグなのです。

事情により社会的に孤立した
環境にいる人でも無理なくできます。

ぜひ試してみてくださいね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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