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人間の赤ちゃんは【猿真似】をしない!私達は1歳の頃から、プロジェクト思考をやっていた!

1995年、世界的な発達心理学者
アンドリュー・N・メルツォフは
こんな面白い研究を発表しました。

14ヶ月の赤ちゃんの前で、
スタッフが照明を点けます。
ただし、スイッチを「手」ではなく
「おでこ」で押します。

赤ちゃんは好奇心と模倣精神の
かたまりです。さっそく自分も
真似をしだします。

ただし、そこにさらなる仕掛けが
ありました。

1. 人間の赤ちゃんは「猿真似」はしない

スタッフは、自分の手について
寒いふりをして毛布で隠している
パターン(下図a)と
そのまま出しているパターン
(下図b)を行いました。

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その結果、赤ちゃんはとても
面白い反応をしました。

図aの場合は、参加者の赤ちゃんのうち
21%が真似して、おでこで照明を点けました。
しかし、図bの場合は、真似した割合は
69%まで上昇していました。

2. 私達は1歳の頃からプロジェクト思考をもっている!

なぜ、こんな差が生まれるのでしょうか?
研究チームは、次のように述べています。

プレゼンテーション1

ちょっと驚きですよね!

つまり赤ちゃんは、すでに
こんな考えをもっているのです。

「このタイプは普通は手で
 押すのがスタンダードだけど」


「この先生は、手がふさがっているから
 仕方なくおでこでスイッチを
 押しているのだろうな」

「この先生は、手が空いているにも関わらず
 あえておでこを使っているんだから
 このスイッチはおでこで押すのがルール
 なんだろうな」

画像3

目的を達成するために
行動をしようと思うこと。
そのために手段を探し学ぶこと。
しかもその手段も状況に合わせて
より合理的なものを選ぼうとすること。

大人顔負けの「プロジェクト思考」を
していたのです。

いかがですか?
あなたも私もこんな知的作業を
今日まで自然に行ってきました。

学習は、義務ではありません。
それは私達の社会的な本能なのです。

だからこそ、これからも
学び続けていってください。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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合理的な手段を探す一番
身近なトレーニングは「速読」です。
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