こんにちは
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。

長距離マラソンという競技があります。

「走る」という最もシンプルな動作を
競うスポーツです。そこで問われるのが
強いメンタルです。

さて、質問です。

強豪ランナーは
どのメンタルを活用して
過酷なレースを走りきるのでしょうか？

【候補A】

【候補B】

【候補C】

正解は・・・

ジョージ・メイソン大学の
トッド・カシュダン教授が複数の
著名ランナーにヒアリングしたところ
彼らには共通のメンタルの使い方がありました。

レース序盤

彼らは強い集中力をもって
ペースを築きます。

レース中盤

深い内省状態に入り
ペースを守ります。

レース終盤

面白いのはここです。
最もデッドヒートするこの場面で
ランナーが活用するのは、
本能的な攻撃エネルギーでした。

「コースへの怒り」
「自己懲罰」
「ライバルを打ちのめす攻撃性」

綺麗事ではないネガティブな感情を
爆発させて、スパートをかけるのです。

カシュダンはこのような数多くの
調査のもと、ポジティブ一辺倒の
幸福追求型の心理学に警鐘を鳴らしています。

彼は言います。

親切心や楽観性、共感、マインドフルネス
すべて素晴らしいことです。

しかしそうした【光】の裏にある
【影】にあたるネガティブな感情も
大切なあなたの一部です。

それも込みで
【ありのまま】のあなたです。

逆にそうした【影】を
受け入れることで
今まで動き出さなかった人生が
動き出します。

あなたの中の「日陰」の部分には
そんな推進力があります。

とはいえ、1人ではなかなか
こうした日陰の部分に見るのは
難しいものです。

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本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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参考文献｜P.13,14