こんにちは
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。

１.1％の「ひらめき」の創り方

本日のテーマです。

あなたは「インスピレーション」と聞いて
何を思い浮かべますか？

エジソンの言う通り、
何か新しいことをするには
「99％の努力」に加え
「1％のひらめき」も必要です。

インスピレーションは、私たちの枠を超えた
アイディアをもたらしてくれます。
そして自分と社会にイノベーションを
起こしてくれます。

とはいえ、インスピレーションは形がなく
偶然の導きを待つほかありません。

より多くのインスピレーションを
【意識的】に受け取ることはできないか？

この点に関して、2014年
バーレーン大学助教授
モハメド・ブビベラのチームは
とてもユニークな調査を発表しました。

学術研究は通常、実験前に仮説を立てます。
しかし彼らはあえてそれをせず、
先入観なしで調査にのぞみました。

対象は、バーレーン王国の
国家プロジェクトで活躍する
男女のコンサルタント10名です。

柔軟かつスピーディな発想をもたらす
インスピレーションがどこからくるのか。

1時間の巧妙な電話インタビューで分かったのは
興味深い事実でした。

彼らはいずれも情熱をむけられることに
多くの時間を使っていました。
インスピレーションを受けた機会も様々でした。
旅行、仕事、読書、コーチ・メンターとの面会。

しかし、全員に共通した事実がありました。

２.インスピレーションは、リーダーシップがある現場で生まれる

調査参加者たちの人生を変えた
インスピレーションがあった現場には
次のようなものがありました。

１）取り組むべき課題・チャレンジ
２）迫られたハードな意思決定
３）意欲的な仲間
４）一緒に乗り越える頼もしいリーダー

その中で、次のような特徴をもった人から
インスピレーションをもらったと言います。

１）非常な忍耐強さを持っていた
２）正直で公正だった
３）説明や実行の責任を果たした
４）時間や規律を厳守した

研究チームもこう考察しています。

「歴史上インスピレーションを受けた先人も
　ただ願っていただけはなく、ハードな仕事に
　身を費やしていた人ばかりだった」

インスピレーションは「ジャンプ台」です。
そこまでの「助走」が不可欠です。

そしてその「助走」も
全力疾走でなければいけません。
まさに「99％の努力」です。

とはいえ、全力疾走はきついものです。
そこで頼れるリーダーや仲間の伴走が必要です。

逆にいえば、「リーダーシップ」のある環境に
あなたが帰属さえしていれば、
インスピレーションは途切れなくなります。

インスピレーションが良いのは、
ただ斬新なアイディアが浮かぶだけでは
ありません。

心理学者ロバート・スティールは
次のように述べています。

つまり、迷いのない行動力も
一緒にわいてくるのです。

ひらめくと、止まらなくなるのです！

とはいえ、こんな声もあるでしょう。

3.「リーダー（leader）」＝「読む人（reader)」

「そんな環境、自分の周りにないよ」

ご安心ください。
あなた自身の手で
そうした環境を作ればいいのです。

そのための最速の手段が「読書会」です。

昔からこんな言葉があるように、
リーダーの人生には必ず座右の書と
その内容を実践し、
分かち合う仲間の輪がありました。

とはいえ、よくある輪読会を行っても
インスピレーションを導くような環境を
作ることは難しいでしょう。

そこでお役に立てるのは、
「4C読書会」というコンセプトです。

営利・非営利を問わず成功する
コミュニティの多くは実は
この「4C」を持つ読書会から
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私の27年続く会社もそうです。

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ぜひご活用くださいね。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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