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新婚カップルの1時間の会話で、5年後の離婚率が87%予測できた!「愛情」よりもパートナーシップに必要なものとは?

「新婚カップルの1時間の会話の様子で、
   4~6年後の離婚率を【87%】予測できた!」

2000年、ワシントン大学の
ジョン・ゴットマンらの
研究チームの発表は世界に衝撃を
与えました。

研究チームは、95組のカップルに
1時間程度のインタビューをします。

内容は、結婚の馴れ初めや結婚生活の
楽しい点やちょっと嫌な点などの
これまでの経緯や結婚観などでした。

わりと普通ですよね。
研究チームが注目したのは
答えの内容よりも「答え方」でした。

相手の話を肯定しているか、否定しているか、
広げているか、失望しているか・・・etc
そうした態度を分析し、コード化します。

そのコードを、数年後に調べた
夫婦関係の継続状況の結果と
照らし合わせると面白い
パターンが発見されました。

1. なぜ1時間の話の態度で、5年後の離婚率が分かったか?

分析をしたシビル・カレールは
次のように語っています。

プレゼンテーション1

つまり、普段からお互いの望みを本音で
理解しているので、心地よく調和のとれた
応答が自然に出てくるのです。

他方、数年後不幸な結果に
終わったカップルは新婚当時から、
お互いに敬意を払っておらず
なかなか相手を肯定する言葉が
出てきませんでした。

相手が示す「怒り」、「ユーモア」、「愛情」を
ことごとくつっぱねていたのです。

こうした傾向から、研究チームは
対象となった夫婦の4~6年後の離婚率を
【87%】の精度で、7~9年後の離婚率を
【81%】の精度で予測をすることができました。

2. パートナーシップに必要のは「愛情」より「友情」

シビル・カレールは次のように語ります。

プレゼンテーション1

あなたの昔からの大親友を
思い出してください。

友情は、相手をポジティブに
捉えることができます。

そして面白いことに
「愛情」は「友情」の代わりには
ならない
のです。

愛は「一体感」です。
でも、やはり人間同士、「違い」はあります。

そこを認めて、相手を許すことで
たとえ対立はあっても、破局に
向かわずにすみます。

シビル・カレールは、次のように
考察しています。

プレゼンテーション1

結局、夫婦関係も人間関係の一部です。

自分が見ている世界を見つめ直し、
お互いに意味を見つけていく段階は
どうしても必要なのです。

研究チームは、友情のあるカップルの
会話はまるで美しい「音楽」のようだ
と語っています。

ぜひ、そこに向かっていきましょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございます。

相手を受容して許すには、
まず自分自身の受容が必要です。
結局、人は自分を愛している分しか
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