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間仕切りのない「オープンオフィス」の副作用 8分間の滞在で、ネガティブな気分が25%増えていた!

最新のオフィスといえば、仕切りのない
オープンオフィスが浮かびます。

スタッフの交流が促進され、
新しい発想が生まれやすそうですよね。

しかし、つい最近驚きの「副作用」が発見されました。

1.  8分間、オフィスにいるだけでストレスになる?

2021年 ボンド大学(英)の
エリザベス・ザンダーらの研究チームは
興味深い研究を発表しました。

テーマは、「オープンオフィスの
騒音が認知能力、生理的ストレス、
気分などに与える影響」です。

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参加者は、オープンオフィスをモデルした
空間で、簡単な文章チェックの作業を
してもらいます。

そこで普通のオフィスにいるような
周囲の雑音を聞いてもらいました。
(コピー機の音、電話の着信音、話し声など)

その間の気分を、心拍数、皮膚伝導率、
AIによる顔の感情認識、アンケートなど
様々な方法で計測します。

滞在時間はわずか8分間。
しかし、結果は驚くべきものでした。

2.  ネガティブな気分は25%増加し、汗の反応は34%増加


なんと、オープンオフィスの騒音の中に
わずか8分間いただけで、ネガティブな気分が
【約25%】増加し、発汗量は【約34%】
増加していたのです。

ネガティブな表情の判定には
表情認識ソフトウェアが用いられました。
私たちはオフィスでは、知らず知らずのうちに
「しかめっ面」をしているのかもしれません。

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いかがでしたか?

人は、目に見えない「脅威」に対しては
対処が遅くなります。ストレスや気分は
最たるものです。

突然、オフィスを変えるのは難しいですが
例えばヘッドフォンなどで「耳を塞ぐ」時間を
少しでも作っていきましょう。
(この点、テレワークは優れています)

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

本記事のように目に見えた「傷」は
なくても、周囲の環境からくる
「ストレス」は始終、私たちの心身を
むしばんでいます。そうしたストレスを
自分自身でいつでも和らげ、もとの元気な
自分に戻すヒーリングスキルが日本にはあります。
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