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占い師の評判を決めるたった1つの要素とは?「聴く」ことは、相手の命を救うこと

1974年、1つの興味深い
論文が発表されました。

「なぜ占星術占いは
当たっていると思えるのか?」

アメリカ カンザス大学の
チャールズ・シュナイダーらに
よるものです。

一見するとライトなこの話題は、
実は今最も必要なコミュニケーションの
本質を教えてくれます。

1. 占い師の評判を決めるたった1つの要素

21人の心理学を専攻する
女子学生の協力のもと
こんな実験が行われました。

被験者たちは、それぞれ
占星術鑑定を受け、10分後に
鑑定結果を受け取りにきます。

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被験者たちは
次のように意図的に
3群に分けられました。

A群

鑑定中、とくに何も
占星術師から質問されなかった。

B群

鑑定中、占星術師から
生まれた【年】と【月】を質問された。

C群

鑑定中、占星術師から
生まれた【年】と【月】と
さらに【日】まで
質問された。

実は、鑑定結果自体は
すべて同じ内容でした。

研究チームが知りたかったのは
占星術師の鑑定の際の質問具合で
被験者の自分の鑑定結果への
信用度が変わるか否か
でした。

結果は衝撃的なものでした。

2. 「誰でもあてはまる話」では相手は動かない

被験者たちは
鑑定についてどれくらい
当たっていると思うかという
5点満点のアンケートに
次のように回答したのです。

プレゼンテーション1

これを踏まえて、研究チームは
次のように考察しています。

プレゼンテーション1

もちろんこれは「占い」だけに
限られません。

人生のあらゆるコミュニケーションに通じます。
人は、交渉になると、「何を言うか」
ばかりを考えてしまいます。

でも、一般的に正しいことを
いくら言われても、相手の心は
動きません。

すべての相手には個性があり
それぞれ目指すものが違います。

そうした複雑な要素をあらかじめ
知ることで、相手を動かす
「特別感」が生まれるのです。

4. 耳を傾けることは、相手の生命を救うこと

とはいえ、解決策はシンプルです。

「相手に聴くこと」、それだけです。

でも、私達はこの「聴く」ことを
過剰に恐れています。そして、妙な推測
(腹のさぐりあい)をして、
かえって距離を遠ざけています。

無理もありません。

学校においては、
「発表」の時間はあっても
「傾聴」を習う時間はありませんでした。

かくして、相談されるのが
苦手な大人が増えました。

その影響は、次の世代にこんな形で
及んでいます。

「耳を傾ける」ことは、大げさではなく
相手の存在価値を認め、命を救います。

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ありがとうございました。

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