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人は3回言われただけで、偽の記憶をもってしまう!信じ込んでいた偽の記憶をウソだと自覚するための2つの問いかけとは?


「人生は後ろ向きにしか理解できないが、
前を向いてしか生きられない。」

セーレン・キルケゴール(哲学者)

グサッとくる言葉ですよね。
人生の機微を感じます。

でも、もう一歩考えてみましょう。

私たちは本当に自分の過去を
理解しているのでしょうか?

忘れっぽいくらいならまだ大丈夫です。
もしかしたら偽物の記憶が
植え付けらえているとしたら?

荒唐無稽な陰謀論に思えるかもしれません。
でも、ちょうど先月、少し怖く
でも希望がもてる研究が発表されました。

1. 人は3回繰り返されれば、嘘の記憶を信じる

2021年、ハーゲン大学の
アイリーン・オーバーストらは
こんな研究を発表しました。

52名の若者の協力を得て
彼らに両親から子ども時代の
記憶を4つ教えてもらいます。

しかし、実はこのうち2つは
「ありそうだけど本当はなかった」
嘘の作り話
でした。
(交通事故にあった、迷子になったなど)

当然、若者たちは否定します。

しかし・・・

3回話を聞くことを繰り返すと
27%~最大56%の参加者が
誤った記憶を信じていたのです!

画像3

恐ろしいですよね。

でも、ご安心ください。
この研究の素晴らしいのは
ここからです。

2. 偽の記憶を自覚できる2つの問いかけ

研究チームは、偽の記憶を信じてしまった
参加者にある処置を施しました。

その結果、3週間後の調査では
偽の記憶の保持者は15~25%に減少し
さらに1年後の調査では、
5%になっていました。

しかも本当にあった出来事の記憶を
傷つけることはありませんでした。

「植え付けられた偽の記憶に
 自分自身で気付くことができる」
これができれば心強いですよね。

では、具体的にどんなことを指示
したのでしょうか?

それは次の2つです。

プレゼンテーション1

プレゼンテーション1

「その根拠は何ですか?」
「違う可能性もないですか?」

ある意味、当たり前の問いかけを
投げかけられるだけで、
人はニセの記憶を
見直すことができるのです。

3. 読書をする人は、嘘の記憶を回避しやすい

さて、これを自然にできるよう
にする方法があればいいですよね。

実は、「読書をすること」は
上の2つの先鋭化を自動的に
おこなっているのです。

本は、「他者の結論と理由」の集合体です。
いやおうなしに、自分の考えとの違いが
浮かびあがり、しかもその根拠も明確に
引用することができます。

だからこそ、本は内容に関わらず
「読むこと」だけで
思考力が鍛えられるのです。

もちろん動画やリアルの対面も
素晴らしいですが、本ほど
アクセスしやすく安価なものはありません。

そして「速読」とは、この先鋭化の
トレーニングを意識して、
回転数をあげることです。

さらには、「読書会」を通して
同じ本を違う人と読んだり
違う本を同じ価値観の人同士で
読んだりすると、圧倒的な速度で
「先鋭化」脳が鍛えられます。

読書をする人は、人生での損失を
無意識に回避しているのですね。

本日もお読みいただき
ありがとうござました。

こうした観点から創り上げた
読書法が「4C読書法」です。

「速読」は単なる眼筋トレーニングではなく
「読書会」も単なる輪読会ではありません。

いずれもあなたの脳をアップデートさせ
価値がつくアウトプットができる
ようになるトレーニングなのです。

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