「手書き」は「キー入力」よりも情報を記憶しやすい理由とは?大事なことほど手でメモしよう。
2015年、スタヴァンゲル大学(ノルウェー)の
アン・マンゲンらの研究チームは
興味深い研究を発表しました。
36名の学生に、読み上げた単語の
書き取りをしてもらいます。
媒体は3種類です。
A 手書き
B ノートPCでキーボード入力
C ipadでタッチ入力
その後、メモを見ずにいくつ
単語を暗唱できるか試します。
各群の平均暗唱数は次の
とおりでした。
A 手書き 15個
B ノートPCでキーボード入力 13個
C ipadでタッチ入力 12.5個
なぜ、「手書き」が1番なのでしょうか?
試しに、何か文字をペンで
書いてみてください。
あなたは自分の手で
一画目から文字の形を描きながら、
その様子を完成するまで
集中して眺めていたはずです。
この過程は、スクリーンとキーが
分かれたPC機器ではできません。
そのため、音声を手書きで書き取ると、
聴覚・触覚・視覚が1つの
情報に集中することなり、より
長期記憶に残りやすくなるのです。
もちろん手書きは片手でしかできず
不便であるともいえます。
でも、大切な情報については、
手でメモ書きすることでより
自分の中に残りやすくなります。
ぜひ、やってみてください。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
私達は「手」を使うことで
より深く世界に集中することができます。
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学ぶことは、ただの癒しにとどまらず
物事の理解力を高めてくれます。
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