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思考は抑えるほど、止まらなくなる。思考の「リバウンド効果」を避け、いつも望む現実だけに近づく方法とは?

「押すなよ、押すなよ」
「絶対、見ないでください」
「絶対には箱を開けないでください」

昔話からTVのバラティまで、
私たちは抑えられればられるほど
気になって、言われたことと逆の
ことをしたがります。

実は、なかなか望む人生が得られない方は
この心の働きが原因になっているのです。

1.「しろくまのことだけは考えるな!」と言われると・・・

1987年、トリニティ大学の
社会心理学者ダニエル・ウェグナー氏は
伝説的な実験をしました。

題して「しろくま実験」。

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34人の学生の協力のもと、
テープレコーダーに数分間、思いついたことを
何でも吹き込んでもらいます。

ただし、一部の学生には次のような
指示を出しました。

「【白熊】のことだけは考えないでください。
 万が一、考えたり、口にしてしまったら
 ベルで知らせてください」

途端に、ベルの音がこだまします。

なんと、指示をされた群は
1分間に1回は「白熊」のことを
考えてしまったのです!

思考を抑えるために気をそらしたつもりが
かえって抑えるべき思考に夢中になってしまう。
ロシアの文豪ドストエフスキーの故事に
基づくこの実験は、予想を上回る威力がありました。

2. 思考は抑えつけると「リバウンド」する

考えれば当たり前の話です。

何かを考えないようにするには
その「何か」をいったん確認してから
否定しなければなりません。

だからこそ、何かを考えないように
すればするほど「リバウンド」して
余計に考えてしまうのです。

ウェグナーはさらに実験をすすめました。
どうすれば「しろくま」を考えずにすむか?

今度は次の2つの指示を加えて
再実験が行われました。

プレゼンテーション1

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どちらも代わりのものを
思い浮かべるという点では
変わりません。

しかし、結果として
「しろくま」を思い浮かべずに
済んだのは、「指示2」の方でした。

3.「避けたいもの」より「近づきたいもの」を考えよう

いかがでしたか?
この実験はとても大切なことを
教えてくれます。

それは私たちは、望まない現実の
ことを考えていては、望む現実を
考えることができないということです。

「不幸になりたくない」ではなく
「私は今、幸福になりつつある」

「お金に困りたくない」ではなく
「私は今、資産を築き続けている」

「パートナーに嫌われたくない」ではなく
「私は今、より良い関係を目指している」

望む現実だけにフォーカスできれば
あなたはいつのまにかそこに近づき
自然に望まないものは遠ざかっているでしょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

とはいえ、人はどうしても
避けたいものばかりにフォーカスして
しまいます。そこで必要なのは
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