こんにちは
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。

1.退屈は必要・不要？哲学者も二分

現在に生きる私達が最も苦手なこと
それが・・

「退屈」です

スマホの進化の裏には
「何もしない時間」をゼロにしたい
私達の欲求があります。

「退屈」をめぐっては
昔から哲学者のなかでも、
解釈が分かれていました。

あなたはどちら派ですか？

東洋では、瞑想や禅など
昔から「退屈」をとても
肯定的にとらえてきました。

2.今現在、完全な「退屈」ができる場所とは？

2016年のこと。
　
イースト・ロンドン大学の
ティム・ローマスは
退屈のポジティブな経験価値を
探るために、ユニークな実験を発表しました。

実験には1つの壁がありました。
「長時間『退屈』状態で
　いられる場所」です。

PCやスマホがあれば
完全な「退屈」は難しくなります。

彼が選んだのは、飛行機内でした。

シンガポールからイギリスに向かう
13時間の長旅のなかの
ちょうど真ん中の1時間。

食事も映画も終わり
そろそろ本格的に
やることがなくなる時間です。

ほぼ確実に「退屈」をしており
かといって、それを紛らわす手段も
ほぼ存在しません。

そこで、彼は現象的内観法という方法で
自分の心に浮かぶものをひたすら
書き続け、その世界を見つめました。

60秒ごとにアラームを設定し
それを目安に浮かぶ単語を
PCに打ち、そこから浮かんだことを
広げていきます。

最終的には60ワード・20カテゴリーの
記録になりました。

それを振り返ると、次の3つの
極めて面白い「退屈」経験が
浮かびあがってきました。

3.「退屈」は豊かで、ダイナミック

A）時間知覚の変容

彼は、この1時間のなかで
時間がまるで「すりぬける」かの
ような早い感覚と
逆に「静止」したかの
ような遅い感覚を
交互に体験しました。

さらには、突然、子どものころ
履いていた赤いズボンが思い出され
メランコリックな気分に襲われました。

ノスタルジー、切迫感・・・
様々な感情を経て、1時間が終わるころには
自分の人生の持ち時間について
希望を抱くようになりました。

B）自分の周囲の世界への好奇心

「退屈」な時間がすすむにつれて
彼は、自分がいかに周囲の世界を
【つなまらなく】【興味がない】ものだと
思い込んでいたか衝撃を受けました。

すでに6時間もみた機内の風景が
とても興味深いものに見え
客室乗務員の制服の模様など
全く気が付かなった箇所が
目に入るようになりました。

C）自己の探求

「自分とは何なのか？」

1時間の退屈と向き合う時間は
何度も彼にアイデンティティを
問いかけてきたといいます。

額の後ろに結び目のような感覚を
何度もおぼえ、今の自分がしていること
について「魚をとるために大海をのぞく」
イメージが浮かびあがってきました。

なによりも
「自分の身体は今まさに存在している！」
という強い感覚をおぼえたとのことです。

彼は、このユニークな実験を経て
こう語ります。

4.大人は「立ち止まる」スキルを学ぼう

いかがでしたか？

退屈とは結局、
「自分自身とのサシでの対話」です。

あまりにも身近過ぎて
すっかりご無沙汰していた存在と
じっくり膝をつめて語り合うのです。

あまりの気恥ずかしさに
最初は強い拒絶反応が出るものです。

しかしそれを超えるのと
この上なく楽しく豊かな時間が
待っています。

たくさんの積もる話がある仲ですから。

その対話から、あなたが見落としている物や
あなたが本当に求めている物が
きっと見つかることでしょう。

最後に伝えたいことがあります。

学校や職場では「進む」技術は学びました。
でも、次のステージにすすむのに
必要なのは「立ち止まる」技術です。

そんな「立ち止まる」技術として
大正時代の先人が令和の私達に
遺してくれたメソッドが「レイキ」です。

全米最優秀医療機関、ハーバード大学が
採用する心身のヒーリング術でありながら
あなたの中に眠る真の可能性に
短時間で気づく最高の自己実現法です。

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ぜひご活用くださいね。

本日もおよみたいだき
ありがとうございました。

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