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イェール大学×Google 最強タッグが発見した、超簡単!科学的ダイエットの4つのポイントを公開します。

「イェール大学」×「グーグル」。

世界に誇る学問とビジネスの夢のコラボにより
2016年、ある実験が行われました。

テーマは「はたらくひとのためのダイエット」
グーグルの社員食堂を舞台に食欲と科学の
攻防がはじまりました。

さて、その結果は?

1.  人は「情報」を与えても、変わらない


TV、雑誌、DVD、本、SNS・・・
今日も「やせる方法」の情報は
私たちの目に飛び込んできます。

しかし、そうした「情報」は私たちの
行動をなかなか変えてくれません。

特に「食べる」ことは本能であり、
習慣として根付いています。

そこで、研究チームは、
行動科学を取り入れました。
「小さい行動の調整で、選択を変えて、成果を変える」
いわば、意思決定の「てこ」です。

社会心理学の父 クルト・レヴィンは
次のように述べています。

「変化の障壁を取り除くことに
多くの努力を払い、
変化の理由を与えることには
努力を払うべきではない」

では、4種類12個の行動原則と実際の現場で
起きたことを見ていきましょう。

行動経済学 選択の理論 イェール×グーグル

2.  「選び方」を変える 甘いものは遠くに置こう

行動経済学 選択の理論 イェール×グーグル

研究チームは、2つの休憩スペースで
この原則をたしかめました。

いずれもお菓子コーナーと
飲み物コーナーを備えていましたが、
2つのコーナーの距離には
違いがありました。

Aスペース)約2メートル 
Bスペース)約5.3メートル

そして1,000名を超える来訪者を確認したところ
飲み物と一緒にお菓子をつまんでしまう割合は
コーナーがより近いBスペースの方が
Aスペースより【約50%】も多かったのです。

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ちなみに、コーヒー1杯飲むあたりに
お菓子をつまんだ場合に、年間につく脂肪量は
約453グラムです。

馬鹿になりませんよね。
避けたいものは、あらかじめ遠くにおきましょう。

3. 「伝え方」を変える 人は「鮮明」なものを選ぶ

行動経済学 選択の理論 イェール×グーグル

Googleでは、それまでも社内メールで
野菜の健康情報をおくっていましたが
効果はありませんでした。

そこで、現場となる食堂でこんな工夫をしました。

特に人気のない野菜(豆、パースニップ、かぼちゃ
芽キャベツ、カリフラワー)について、
「今日の野菜」とカラフルに表記をして
写真と豆知識を大きくのせ、料理の側におきました。

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すると、苦手な野菜料理を手にする従業員の数が
【74%】増加し、平均的な盛り付け量も【64%】
増加しました。

4. 「選べる範囲」を変える 「一人前」を見直す

行動経済学 選択の理論 イェール×グーグル

研究チームはこの行動原則を、
お菓子コーナーのM&Mチョコレートで
試しました。

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それまでは、約112グラムのおさじで
チョコレートの瓶からすくう形式に
なっていました。

これを小さいバラの個別包装に変えたところ
従業員の平均摂取カロリーが、約58%も
減少しました!

なお研究チームによれば、毎日5種類のスイーツを
選べるよりは、毎日1種類の日替わりを5日間に
行うほうが平均摂取カロリーは減る
とのことです。

5. 「ツール・仕組み」を変える 「いざとなるとできない」を防ぐ

行動経済学 選択の理論 イェール×グーグル

ここまでの3つのテコを使えば、
とても簡単に行動を変えることできます。

しかし、それをずっと続けるには
どうしても「習慣」に落とし込む工夫が必要です。

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この点、研究チームは面白い実験をしました。
参加者に個人のダイエットや健康目標を
設定してもらい、その達成率を継続的に調べます。

参加者は次の3群に分かれます。

A群)血糖値と体重増加の関係の情報を受け取る
B群)A群の情報に加えて、それを活用するツール
 (血糖値測定器、データシート、
  計測マニュアルなど)を受け取る
C群)情報もツールも受け取らない

3ヶ月後の成果は、面白いものでした。

目標達成については、A群とC群で
ほとんど差はありませんでした。

しかし、情報に加えてそれを活用するツールまで
受け取ったB群は、体に関する目標の達成が10%
食事に関する目標の達成が27%、達成率が
増加していたのです!

計測できる目標を立て、実践と計測を
サポートする「ツール」や「仕組み」を
用意することが、習慣を作る秘訣なのです。

6. 行動は「現実」ではなく、「認識」に影響される


いかがでしたか?

研究チームは、実験を通して
次のような言葉を遺しています。

行動経済学 選択の理論 イェール×グーグル

人生は「何をしたか」により変わります。
しかし「何をするか」は、その前の
「何を見るか」により決まってしまうのです。

まずは「いつも見るもの」から変えていきましょう。

この手法は「ダイエット」のみならず
「勉強」にも「ビジネス」にも「人間関係」にも
あらゆる分野で活用できます。

ぜひ、やりやすいPから
変えていきましょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

この4つのPの中の最重要ポイントが
あるとすれば、それは
「目標に関係するものを
近くにおき、関係ないものを遠ざける」
という原則です。
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