「自分にはそんな資格はない」スタンフォード大学が明かした「ためらい」の心理とそれを超える2つの方法
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「自分にはそんな資格はない」スタンフォード大学が明かした「ためらい」の心理とそれを超える2つの方法

「言うべきことが言えない」
多くの人がもつ悩みです。
特に日本人に顕著といわれています。

その原因は何でしょうか?
多くの場合は、本人の意思の弱さの
せいにされます。

でも、人間の意思表明については
実は本人の意志力以上に
あるものによって左右されているです。

1.スタンフォード大学で行われた「ためらい」研究

2008年、スタンフォード大学の
デール・ミラーらの研究チームは
「ためらい」に関する論文の中で
こんな実験を紹介しています。

参加者は「最後通牒ゲーム」の相手役になります。

最後通牒ゲームのルールは次のようなものです。

一定の手元のお金について
相手と好きな配分で山分けするものです。
ただし、相手がその配分を受け入れたら
その通りに配分されます。しかし、相手が
拒否した場合は、両者とも1銭ももらえません。

提案者の手元にある5ドルのうち
参加者には1.5ドルが配分されます。
ここで参加者は、受け入れるか
拒否するかを返答しますが、
その前に次の3通りの情報を与えます。

パターン1

「他にも2人の参加者がいて
 (あなたより少ない)
 1ドルの申し出を【受け入れました】

パターン2

「他にも2人の参加者がいて
(あなたより少ない)
 1ドルの申し出を【拒否しました】

パターン3

他の参加者の返答は教えません。

すなわち、自分と同じ立場で
より不利な条件に面している仲間の
反応によりどのように態度を変えるかが
本研究のポイントです。

結果は面白いものでした。

最後通牒 仲間の反応 心理的地位

すなわち人は、仲間がさらに不当な条件を
受け入れているのを見ると、自分が受けた
不当な申し出を拒否しづらくなるのです。

経験がある方もいるでしょう。

2.  早々不利な条件を飲んだ仲間は恨まれていた!

さて、面白いのはここからです。

拒否しづらくなった当人は、早々
Okしてしまった仲間にどんな感情を
抱いているのでしょうか?

続いて、こんなアンケートが行われました。

「今回参加した他の仲間に別ゲームで
 お金の分け方を決める役を任せても
 いいと思いますか?」

これに対する返答は面白いものでした。

最後通牒 仲間の反応 心理的地位

つまり、自分より不利な申し出を
早々受諾してしまった仲間に対しては
当人はネガティブな感情を抱いており
その後もあまり活躍を願っていないのです。

心の声はこんな感じでしょうか?

「彼らがちゃんと拒否していれば、
 私も拒否できたのに!まったくもー!」

3. 「自分にはそんな資格はないし・・・」意欲以上に大切な心理的適格性

もちろん、これはいささか身勝手な感情です。
他の参加者の対応に関わらず、自分の対応を
決めればいいだけです。

でも、社会的動物である人間はたとえ公平な
ルールがあったとしても、周囲の状況が
必ず気になり、自分の意見表明を
抑えてしまうのです。

「自分には言う資格はないな」と。

ミラーらは、この感覚を「心理的適格性」
名付け次のように語っています。

最後通牒 仲間の反応 心理的地位

4.「ためらい」を乗り越えて夢に向かう2つの方法

いかがでしたか?
本研究は、私達の人生のあらゆる面に通底します。

多くの人はやる気も情熱も問題意識もあります。
ただそれが行動につながらないのは、
「ためらい」があるからです。

その「ためらい」を作るのが、
「心理的適格性」です。
「自分はここではやる資格はないなぁ」というものです。

もちろん、これは本研究で分かるように
周囲を見渡した上での一方的な思い込みで
ある場合も多いのです。

では、どうすればよいでしょうか?

1つは、あなたがやりたい目標に対して
ためらいの無い集団に入ることです。

たとえば作家志望であれば、
どこを見ても名刺代わりに自著を出す
人しかいないコミュティに入れば
「自分は本を出していい」という
心理的適格性は簡単に持てるでしょう。

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もう1つは、今いる集団の中で
「あえて主張する」存在になること
です。

とても拒否反応を感じることでしょう。
しかし、本研究のように、早々折れてしまう仲間は
心の中では軽蔑にも近い見方をされてしまうのです。

逆にいれば、あえて「Noを言う」
「Yesを言う」ことで思いの外、
たくさんの同調者が出現する可能性も
大いにあります。

何しろ多くの人は自分の心理的適格性を
判断するために、絶えず周囲の動向を
うかがっているのですから。

もちろん言い出しっぺは責任が発生します。
しかし、そこから思いがけない協力者があらわれ
リーダーへの道が始まるのです。

ぜひ、挑戦してみてくださいね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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