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独学で上達した分野こそ、多人数クラスにすすんでほしい理由 人の目が成長につながる分野・つながらない分野

「独学」か「集団学習」か?
オンラインが発達した今、
改めて問われている問題です。

「YouTubeをみれば大抵のことは分かる」
「いや、結局、直接臨場感をもって
 学ぶのが一番」

いろんな意見がありますよね。

私自身も、師匠と寝食をともにする
「弟子入り」修行から
最新テクノロジーを駆使した速読・速聴まで
様々な「学び」のスタイルを経験しました。

その中で参考になる情報をシェアします。

1. 人に見られながら、蝶ネクタイを結べる?

1977年 文化心理学の
パイオニアである
ヘイゼル・ローズ・マーカスは
とてもユニークな実験をしました。

45名の協力者に、「他の実験の準備」として
指定した服装に着替えてもらます。

参加者はここでは2種類の動作を
とることになります。

A)多くの人が慣れている動作

テニスシューズを履き、靴紐を結ぶ

B) 多くの人が慣れていない動作

礼服用の蝶ネクタイを結ぶ

画像1

さらに更衣室にも3種類のパターンが
ありました。

1)一人で着替える
2)部屋の隅でこちらを見ている人がいる
3)反対方向を向けて何かを修理している人がいる

特に注目されるのは、3)です。

着替え中見られるのは気になりますが、
こちらを見ていない「偶発的な傍観者」の場合は
どうでしょうか?

さらにその態様で、作業にかかる時間は
変わるのでしょうか?

2. 苦手な分野はいきなり多人数で学んではいけない

結果は面白いものでした。

慣れ不慣れ1人集団

なんと人は同じ空間に他人の目があるときは
慣れている動作は速くなり、
慣れていない動作は逆に遅くなるのです。

これは、反対方向を向いて直接は
こちらを見ていない時でも同じでした。

人は同じ空間に人がいるだけで
ある種の興奮を感じ、平静でいられなくなります。
それが自分の能力を広げることもあれば
狭めてしまうこともあるのです。

ここから2つのことが分かります。

まず、独学で上手く習得できた分野は
多人数で学ぶとますます磨きがかかること
傍に人がいるだけで、人はさらに
上手くやってやろうと思うものです。

逆に、全く慣れていない苦手な分野は
いきなり多人数のクラスにいかないこと

何度も学べる映像学習か、マンツーマン
少人数教室から始めましょう。

ぜひ参考にしてみてください。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

オンラインと対面型の伝授の
ハイブリッドは長年の課題でした。
しかし、2020年、「速読」という
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