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四苦・生老病死を受け止める最も楽な方法 緊急病棟があえて空室を儲けている理由

2002年、ミズーリ州の救急病院
セント・ジョンズ地域医療センターは
大きな危機を迎えていました。

32しかない手術室で
年間3万件の外科手術をこなす
必要があったのです。

つねに遅れに間に合わせるために
後手後手にまわる悪循環。

急遽呼んだアドバイザーは
実態を調査した上で
こんなアドバイスをしました。

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スタッフは呆れます。
「まともじゃない」と。
しかしアドバイザーには勝算がありました。

1.  予備の空き部屋1つ用意しただけで起きたこと

問題の根本は、
「予定のない急患への対応」でした。

この避けられない問題だけに
特化した余白を作ること。

試行期間の1ヶ月で
病院は劇的な成果をおさめました。

受け入られる手術は5.1%増しになり
午後3時以降に行われる手術件数は
45%減少し、労働環境も改善されました。

本採用後は手術件数は毎年7~11%増加し
収益も大いに改善されたのです。

何も難しいことはありません。
「予備の空き部屋を1つ用意した」

これだけです。

2. 四苦・生老病死を受け止めるために

私達の人生もこれは同じです。
予定にない(来てほしくなくても)
飛び込んでくる問題があります。

仏教ではこれを「四苦・生老病死」
(しく・しょうろうびょうし)といいます。

生まれたこと
年老いること
病にかかること
死ぬこと

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どんなに願掛けをしても
避けられないことです。

受け止めるしかありません。

ではどうするべきか?

答えは、上記の病院のように
最初から自分の中にスペースを
作っておくことです。

最も現実的なものは
「天引き貯金」でしょう。

あればあるだけお金は
使ってしまうのが人間です。
それを避けるために、一定の
収入を「最初からなかったもの」として
貯めていくのです。

あるいはご自身がこの世を去ったあとを
考えて、整理する時間を確保するのも
大切な習慣です。

勇気とは進むことだけではありません。
あえて立ち止まる時間を作ることも
勇気なのです。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

人生に余白・スペースを設ける
のは勇気がいることです。
そこでまず自分の心と身体を
リラックスさせ、いつも落ち着ける
ようにしましょう。
そのための再現可能なスキルがあります。
興味のある方は
こちらのオンラインセミナーに
お越しください。

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参考文献(P.50~53)

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