見出し画像

こんばんは!
「夢を叶える宝地図」著者の望月俊孝です。

1.誰が最初に人を空に飛ばすのか?

1890年代のアメリカは
ある話題で
盛り上がっていました。

プレゼンテーション1

この人類史に遺る偉業を
誰が最初に達成するのか。

本命とされていたのは
サミュエル・ラングレーという
男でした。

すでに蒸気エンジンの
無人飛行機を発明しており
行政からも多額の補助金を
受け取っての研究でした。

しかし・・・

今日の僕らは、彼が
有人飛行機の発明者でない
ことを知っています。

僕らが知っている発明者は、
ウィルバー・ライトと
オーヴァイル・ライトの
ライト兄弟

なぜ、彼らがこの栄誉を
授かることができたか。

そこには1つの哲学が
ありました。

2.飛行機は、自転車に似ている

プレゼンテーション1

兄ウィルバー・ライトが
それまでの技術屋人生の
なかで得た哲学です。

実は、ライト兄弟は
学位はないものの
技術者・工業デザイナー
としては超一流でした。

1時間に1000ページを
刷れる印刷機を発明したかと
思えば、アルミニウムの
フレームで設計した
自転車なども発明していました。

工学や航空学を学んだことがない
兄弟は、研究にあたって
スミソニアン博物館に連絡をとり
あらゆる「飛ぶ」ことに関する
資料を集めました。

その結果、兄弟は
他のライバル達の盲点に
気づきました。

他の研究家が考えていたことは
みな似たりよったりでした。

いかに【最高】の
エンジンを創って
機体を空中に「浮かす」か
いかに機体を
船のように【安定】
した状態に保てるか

しかし、自ら組み立て
自ら操縦を行った
兄弟はそれが誤りだと
分かりました。

そして、乗り手の立場から
飛行機は安定して水平移動する
「船」ではなく、不安定な
「自転車」に似ていることに
気づきました。

「いかに動力を強くするか」よりも
「いかに制御をしやすくするか」

兄弟は、この視点から
飛行試験を繰り返しました。

そして、1903年12月17日。

ウィルバーは、59秒間の
有人飛行を達成しました。

飛行装置の設置かかった費用は
1000ドル以下で済みました。

3.「最高」より「最適」を目指そう

いかがでしたか?

「翼のない人間が空を飛ぶ」

古来よりこれに勝る
不可能はありませんでした。

では、なぜライト兄弟は
この不可能を可能に
できたのでしょうか。

そこには大きな夢実現の
3つの秘訣が隠されています。

プレゼンテーション1

「最高」のものを最初から
目指すのではなく、「最適」な
答えに落ち着くと信じて
まずは試してみること。

ライト兄弟がはじめて
有人飛行を達成した年から
63年後の1969年7月20日午後4時17分
人類ははじめて月に着陸しました。

不可能は一度破られると
その勢いは、とどまることを
知りません。

だからこそ、不可能にみえても
まずは試してみましょう。

「最高」よりもまずは「最適」を
目指しましょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

本日の参考文献です(P.304~311)感謝いたします。
「魔法の宝地図」が大人気番組で紹介!
感謝企画で20,000字の未発表原稿PDFを贈呈中!

あなたに【最適】なオンリーワンの生き方
「成功指定席」を見つける!
「宝地図」×「未来思考」を望月本人が
オンラインでお伝えします。

宝講演会バナー

これは便利!「宝地図作成」「プレゼン資料作成」
「YouTube動画のサムネイルつくり」「SNS記事投稿の
アイキャッチ」のセンスをあげる
5秒間画像切り抜き術を神戸正博が解説!


この記事が参加している募集

読書感想文

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?