「あきらめなければ必ず上手く行く」
誰もが親や先生から聞いた話です。

発明王エジソンが電球を作る時に、
1,600種類以上のフィラメントの素材を試して
試行錯誤したお話は有名ですよね。

とはいえこんな声もあるでしょう。

「そんなに世間は甘くない」
「自分はそんなに頑張れない」

たしかにすべてが叶うわけではありません。
でも、続けることはそれだけで意味があるのです。

1.出てくるアイディアは時間がたつほど少なくなるか？

2015年、ノースウェスタン大学の
研究グループはこんな面白い
研究を発表しました。

199名の参加者を次の2群にわけて
2分間次の課題に取り組んでもらいます。

A群　高い創造性を求める課題

「ピーナッツバターを使った
　創造的な飲食物をリストアップする」

B群　一般的な創造性を求める課題

「ピーナッツバターを使った
　普通に思いつく飲食物をリストアップする」

1回目の挑戦のあとに、2分間の時間を与えて
2回目の課題のスコアを予想してもらいます。

そして実際の2回目の課題の
パフォーマンスのスコアと比べます。

結果は面白いものでした。
いずれの条件においても、実際のスコアの方が
予想を上回っていました。

特にA群の高い創造性を要する課題の方は
参加者の予想スコアよりも
【約42％】も高いスコアをおさめました。

また創造性を示すスコアも
最初の回答と比べ、2回目の回答は
約21％も高いものでした。

2. 続ければ、創造性は上がっていく

創造力を試される問題においては
継続的に挑んでいくことで
回答の質と量は向上していくのです。

しかし、残念なことに
私たちは持続することの
パワーを過小評価しています。

1回目の繰り返しでも構いません。
2回目は知らず知らずのうちに
あなたの能力は上がっていますよ。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

速読、速学、速動、「速」がつくものも
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