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「歩きスマホ」中は、視界が95%消えていた!私達がなぜスマホから目を離せないのか?

「駅構内や道路で歩きながら、スマホをみる」
こうした「歩きスマホ」はとどまることを
知りません。

もちろん地図を確認したり、急な連絡が
必要な場合もあるでしょう。

しかし、人間の注意力から見ると
「歩きスマホ」は予想以上に大きいのです。

1.歩きスマホ中は、視野が95%失われることも

2011年、視線計測の権威である
小塚一宏愛知工科大名誉教授は、
こんな衝撃な研究を発表しました。

学生に視線計測装置をつけてもらい、
混み合う西武新宿駅のホームを、
スマホを操作しながら、歩いてもらいました。

人混みをぶつからずに歩くことは
実はかなり難しい行為です。

そこでセンサーの働きをするのが「目」です。

そのため、頭を全く動かさなくても
視線は絶え間なく移動しており、
その範囲は左右あわせて6メートルに及ぶと
されています。

しかし、その「目」がスマホ画面に釘付けに
なってしまったら、何が起きるのでしょうか?

視線計測装置によれば、スマホ歩行者の視界は
通常歩行者の視界の約20分の1になっていました。

つまり、スマホを見ながら歩くことで
視界の95%が奪われる
ことになるのです。

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もちろんスマホ歩行者の方も
気をつけているつもりでしょう。

しかし人の脳は、対象を網膜の中心に
とらえなければ見ること自体ができません。
だからこそ視線移動は常に必要なのです。

2. 知らぬうちに蛇行しはじめるスマホ歩行者

大都市の横断歩道で行われた実験によれば
スマホを見ながらツイッターの読み書きを
した実験参加者は、通常歩行した参加者に比べ
歩く速度が約20~30%遅くなっていました。

さらにそのスマホ歩行者の約30~40%が
まっすぐ歩いているつもりでも、フラフラ
蛇行しながら歩いていた
のです。

周囲から見れば、危険極まりありません。
知らぬうちに転倒や接触事故が起きて
しまうでしょう。

3. 現在のテクノロジーは飽きさせてくれない 良くも悪くも


いかがでしたか?
何も口うるさいマナーを
お伝えしたいのではありません。

ここで考えていただきたいのは
いかに現在のテクノロジーが
私達の注意力・認知力を奪って
いるか
ということです。

歩きながら何かを読む・勉強をする
という行動は大昔からありました。

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では、往時の紙の本や書類と
現在のスマホとはどんな違いが
あるのでしょうか?

それは、紙の本や書類の内容は
一定ですが、スマホの画面は絶えず
更新と通知で変化する点です。

そのため一度気になったが最後、
周囲の環境に関係なく
目が離せなくなるのです。

いい意味でも悪い意味でも
「飽きさせない」のが現在のテクノロジーです。

スマホ歩行はその顕著な現れです。

本当に見たいから見るのではなく
半ば依存のように釘付けにされている。

まずは、その危険性を頭に置くことで
あなたの注意力は回復しますよ。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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