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「フランス人とは古城で会議を開くな」は本当か?人はここまで「今いる空間」に影響を受けている

「いつでもどこでも力を発揮できること」

能力開発を学ぶ誰もが
目指すステージです。

でも・・・

実際は、私達は想像以上に
「今いる場所」の影響を受けています。

国際政治・経済の世界には
こんなジンクスがあります。

「フランス人と古城で会議を開くな」

これは本当にあったお話です。

1.200億ドルが消えた古城の事件

2001年のこと。

アメリカの通信会社ルーセントと
フランスの巨大企業アルカテルの
合併交渉は大詰めを迎えていました。

かかった交渉期間は1年間。
動くお金は200億ドル。

しかし、ルーセント側を指揮していた
投資家クリス・ヴァレラスは
後にこう語っています。

プレゼンテーション1

一体、何があったのでしょうか?

2. 古城が引き出したフランス人の心の本音

それまでの交渉はほとんど
ルーセントがあるアメリカの
ニュージャージーで行われていました。

しかし最終交渉に限って、
フランスのメニュル城で行われたのです。

ルイ13世の時代に建てられたお城です。

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部屋は55室。
ペルシャの絨毯にシャンデリア、
金で縁取られた内装のなか
フランスの歴代軍人のいかめしい
肖像画がかかっています。

そんな雰囲気のなか
徐々にアルカテル側の態度が
豹変していきます。

ヴァレラスは語ります。

「わたしたちは宴会場で交渉していた。
 そこでは、アルカテルの幹部の
 尊大さと傲慢さがぷんぷん漂っていたんだ。」

「ニュージャージーだったら絶対に
 見せないような、偉そうな態度でこちらを
 支配しようとしていた。」

いつしか互いの怒号が飛び交い
ついにはルーセントの会長本人が
自ら城を後にしてしまいます。

こうして1年間かけた交渉は
ご破産になってしまいました。

ヴァレラスはこの出来事の
真の原因を分析しています。

プレゼンテーション1

3. まずはふさわしい空間を選ぼう

いかがでしたか?

この会議の参加者は
誰もがロジックと数字に長けた
一流のビジネスマンばかりでした。

しかし、そんな彼らであっても
集った空間に感情と行動を
支配されてしまいました。

そして彼らの運命も
変わってしまったのです。

あなたの感じる感情や
選ぶ行動は、想像以上に
あなたが今いる空間によって
引き出されています。

まずは、あなたにふさわしい空間を
選ぶことから始めましょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

夢を叶える一番早い方法は
その夢にふさわしい空間に
囲まれてしまうことです。
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