見出し画像

【まとめ保存版】科学的にみた「宝地図」の9大特徴

模造紙やコルクボードに理想の未来を
あらわす写真や画像を貼って、
眺めるだけで、願った未来に行けてしまう。

そんな「宝地図」のメソッドを
世の中に提唱して20年が過ぎます。

ありがたいことに本をいくつか
書かせていただきました。

そして、現在はさらなるメソッドの
飛躍にむけて、科学的な視点からも
日々研究・実践をしています。

今回はこれまでの記事をもとに
「宝地図」の特徴を9個に整理しました。

宝地図9大特徴

「宝地図」ですでに夢を叶えた方も
これから作られる方も
参考にしていただければ幸いです。

1)特徴1 セルフイメージを自由に変えられる

スライド1

人間の脳が持つ大きな力の1つは
「異なるものを結びつける連想力・比喩力」です。

飛行機の発明のきっかけは、
ライト兄弟がそれまでの「飛行機=船」の比喩を
「飛行機=自転車」に変えたことでした。

この能力は、事故で前頭葉が損傷し
未来に関することが一切考えられなくなった
患者の方にも確認されています
(イニシャルN.Nの事例)

つまり、人間が最後まで持つ力の1つなのです。

人は常に、「自分は○○だ」
「自分には○○がふさわしい」
といった
自分自身に対する比喩・連想をしています。

これを「セルフイメージ」といい
私たちの発想や能力はこの範囲に
おさえられています。

しかし、この点、宝地図を作ると
貼る写真や画像の入れ替えだけで、
カンタンに「今の自分にふさわしいもの」を
吟味・検討することができます。

つまり、視覚的に自分の
セルフイメージを確認し
それを本当に望むように
差し替えられるのができるのです。

だからこそ、自分に対する比喩・連想を
常に見直すことができるので、
いつからでも人生を好転することができます。

2)特徴2 自分に影響を与えるものを選べる

スライド2


一般に人は思考があって、行動があると
考えられています。

しかし、実際に人の行動は恐ろしいぐらい
今いる環境や直前に目にした情報に
左右されています。

【例1】タフツ大学のマイケル・スレピアンの実験

教室の照明を、蛍光灯から電球ランプ
(ひらめきのシンボル)に変えただけで、
難しい洞察問題の正解率が
2倍になった実験があります。

【例2】2012年、パリ第10大学の実験

直前に0.3秒間サブリミナルメッセージ
を見せただけで36%の人が
メッセージの内容どおりに
行動を変えたという実験があります。

だからこそ、意図的に自分で見るものを
変えていく必要があります。

この点、宝地図を作り何度もみることで
理想の未来像に自然に影響を受けることになり
それに従って行動がとれるようになるのです。

逆にいえば、いくら気持ちを変えても
能力を高めても、目に入るものを変えない限りは
人生は変わらないといえます。

3)特徴3 人間を前進させる原動力を呼び起こすことができる

スライド3

2014年、世界40カ国755名が参加した調査で
「目標を達成し、しかも幸せになれる人間の性質」
について1年間の検討がされました。

結果として【好奇心・興味】
「信念」や「感謝」や「やり抜く力」
「ポジティブ思考」を抑えて1位になりました。

改訂手帳術第3章

【好奇心・興味】とは
「物事の意味を求め続けること」とされています。

【好奇心・興味】を失わければ、その人は
どんな環境でもあっても進んでいけます。

この点、宝地図は
「本当に自分がやりたいことは何か?」
「自分がワクワクすることは何か?」を
常に自分に問いかけるツールなので、
いつでも自分の中の【好奇心・興味】を
喚起させることができるのです。

4)特徴4 目の前にないものを存在するかのように扱える

スライド4

目を閉じて、強く対象をイメージすると
目を開けて見ているときと同様に
脳の右半球の視覚野が活性化していたという
実験があります。

イメージトレーニングや想念術は
その意味では効果があるといえます。

とはいえ、普通は理想の未来を
イメージしてもすぐにぼやけてしまいます。

しかし、「宝地図」により
視覚的に何度も未来像を見ておくと、
それが参考になり強いイメージをいつでも
描き、リアリティを持って脳を動かす
ことができます。

5)特徴5 夢実現までの道のりを進むヒントと力をくれる

スライド5

PCの画面上の品物を頭の中で
「自分のものにしてらもう」体験をしたところ
参加者の脳の内側前頭前野(MPFC)が
活性化していた
という実験があります。

内側前頭前野(MPFC)は、
目標達成のための細かい作業をこなすこと
自分自身の気分や感情の処理(重み付け)などの
実際の目標達成には欠かせない部分
です。

この点、「宝地図」は叶ったものとして
理想の未来像を絵や写真を活用して作ります。
つまり、脳で「所有体験」をしているのです。

そのため、作った宝地図を何度も見ることで
内側前頭前野がそのたびに活性化し、
夢実現のつらい道のりでも
テンションを上げて乗り切れるのです。

さらに、その後の記憶テストでは
「自分のもの」と認識した品物については
他の品物と比べて、約16%高く記憶していました。

この事から、強く自分のものだと
想像したものは、現実で出会ったときも
思い出す可能性が高く

日常の中で夢実現の資源・ヒントを
見つけやすくなるといえます。

6)特徴6 自分に対して夢に向かうための許可を出せる

スライド6

「未来を考えるのが怖い」
「何かはじめてもすぐにやめてしまう」
「頭では分かっているけど手をつけられない」
「自分の弱さにすぐにまけてしまう」

多くの方が持つ悩みですが
実はこれは脳の働きからすれば当然なのです。

人は「未来を描く」ときに必ず
次の3つの過程を順番に経る必要があります。

画像9

多くの人は、いきなりノウハウや出会いなどに
手を出します。これは、上記でいえば
【Step3】から始めている状態です。

また【Step1】で夢を描いたあと、
「とにかく行動!」とすぐに【Step3】に
行こうとする人も多いです。

もちろん【Step1】をやらずに、ただ
目の前のことをひたすら上手くやる
ことだけに集中する人もいます。

この点、「宝地図」を作ることは、
限られたスペースに写真や絵を貼る
という作業を通して【Step1】の
イメージづくりを助け、楽しみながら
【Step2】の選別・重要付けを
行うことができます。

したがって、宝地図を作ったあとは
脳は安心して【Step3】の
社会的な手がかり探しが
できるようになるので、
今まで気づかなかったヒントや助けに
気づきやすくなります。

7)特徴7 過去と未来をポジティブに輝かせてくれる

スライド7


現在の自分のイメージを軸にして
過去・未来の感情体験を思い出したり
想像したりしてもらうと、
【未来のポジティブな想像】と
【近い過去(最大1年以内)の
ポジティブな思い出】が
際立って大切に思える
という実験があります。

この点から、現在の自分の良いイメージに
集中できるようになると、
人生にたくさんの問題があっても、
脳は直近のポジティブな思い出と
未来へのポジティブな想像にフォーカスできます。

つまり、未来の
「良いほう(ポジティブなほう)」に
自然と意識が向くようになる
のです。

そして、「宝地図」を作ることで、
自分の中の
「いままでで良かったこと」や
「自分なりの可能性を最大限
発揮できた未来」に意識がいくので
その中間点である現在の自分に対して
とても肯定的な強いイメージを
描くことができます。

8)特徴8 今の自分と未来の自分を一直線につないでくれる

スライド8


老人になった自分の仮想の
顔画像をみた若者たちは、

そうでない若者たちよりも
退職後の保険積立シュミュレーションの額が
【約29%】も増えたという実験があります。

未来の自分と現在の自分のつながりを
感じると、人は未来を軽視しなくなります。

この点、宝地図は中央に自分の笑顔の
写真を貼るので、今の自分と理想の未来の自分が
地続きであることが常に体感できます。

9)特徴9 自分の使命感・役割が喚起され、本気になれる

スライド9

最も確かな「宝地図」実験
としてあげられるのは
2012年トロント大学でのものです。

コールセンターのスタッフに
「理想的な環境で業務に励む
コールセンターの写真」をみながら
4日間業務をしてもらったところ、
先週の4日間と比べて【約85%】も
成果(寄付額)があがった
という
実験があります。

この理由として「暗黙の必要性の喚起」
考察されています。すなわち、理想像を
つきつけられたことで、「やらなきゃ!」
という本気度が高まったのです。

「宝地図」はまるで熱血コーチのように
あなたの「焦り」と「やる気」を
喚起させて、行動をよびさまします。

10)ぜひ、あなたの「宝地図」を作ってみましょう

ここまでお読みいただき
ありがとうございます。

ぜひ、あなたなりの「宝地図」を作り
理想の未来に向かえるあなたに
なってください。

さらにお役立つ情報や実際の体験談などを
知りたい場合は、こちらの
オンラインセミナーもご利用ください。
▼詳細は下のバナーをクリック

宝バナー

ヴォルテックスLINEチャンネル、始動

はじめましての方も
すでに望月俊孝の
公式LINEやFB、メルマガに
ご登録いただいている方も必見!

毎日更新おすすめ記事
最新イベント情報
不定期Lineライブ配信!

ご登録は【10秒】で完了です
【登録後、プレゼントをお届け】

公式LINE


この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?