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「引き寄せ」では乗り越えられない壁の超え方 ハーバード大学で実証された「受け入れ」の法則とは?

「住めば都」
「あばたもえくぼ」

日本には、「慣れると最初は微妙なものも
いつの間にか最高に思える」意味の
ことわざが伝わっています。

実は、この心の働きは人間の可能性を
考える上でとても大切なのです。

「引き寄せ」だけでは乗り越えられない
現実の壁をするりと抜ける方法をみていきましょう。

1.  返品・交換不可はやはり好かれない?


2002年、ハーバード大学の名物心理学者
ダニエル・ギルバートらの研究チームは
興味深い研究を発表しました。

学生60名の協力のもと、彼らの好みの順から
選んだ2枚のアートポスターについて
どちらか1枚をあげることを約束します。

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学生たちが選んだあと、
研究チームは次の2通りの指示をだします。

A群)「翌月までだったら電話で、ポスターを交換しますよ」
B群)「一度選んだら、それ以降は交換できません」

さて、あなたならどちらがいいですか?
気が変わると困るので上のA群の方がいいですよね。

実際に、実験参加者の84.3%がどちら選べるならば
普通の一般人は交換可能な
A群の条件を選ぶ
と答えました。

この2群に対してそれぞれ、選んで15分経過後の
自分が選んだポスターに対する
好感度の変化の予測と
実際に手にしたときの
好感度の変化の報告をききました。

2. 人は交換できないと分かれば、途端に愛し始める

結果は意外なものでした。

交換不可の幸せ

左の予想では、交換の可否に関わらず
いずれも好感度は同じくらい下がる感じでした。

しかし、右側の赤丸の部分にご注目ください。

実際に手にした人たちは、
なんと交換不可能な条件の群は
交換可能の条件の群に比べて、
【7倍以上】も好感度を上げていたのです。

面白いですよね。
でも、なぜこんな現象が起きるのでしょうか?

3. 人の心が持つ「受け入れ」の法則

研究チームは次のように述べています。

交換不可の幸せ

私たちが、新しい物を選ぶときは
大小を問わず、「これしかない」完璧な
選択をしたつもりでいます。

とはいえ、何事も実際に試したり
当事者になってみないと
分からないことだらけです。

「こんなはずじゃなかった!」と
思うこともしばしばです。
そこで好まれるのが商品・サービスにおける
「交換・返品保証」です。

もっとも、人生においては巻き戻しも
取り消しもできません。
そこで、私たちが生み出したのが
「心の免疫システム」です。

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物事そのものではなく、物事の見方を
変えることで、不本意な現実を
受け入れようと働きかけるのです。

傷口が自然にふさがっていくように
不本意な現実からくるショックも
徐々にやわらいでいきます。

その先に待つのが「愛着」です。

「これはこれでいいよね」
「怪我の功名ってやつだ」
「本当はこういうのが欲しかったのかも」

これにより、それまでの人生では
知り得なかった新しい自分に気づくのです。

「引き寄せ」の法則はすばらしいものです。
でも、本当にあなたに幸せと成長を
もたらしてくれるのは「受け入れ」の法則です。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

では、どうすれば「受け入れ」が
できるようになるのでしょうか?
そのためには、まずご自身の感情を
ご自身で「受け止め」る必要があります。
この困難な作業をサポートするプロに
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