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言葉は行動になり、行動は言葉になる 「言霊」を科学したフロリダ効果とオンライン社会で自分を守る方法

「思考に気をつけなさい それは言葉になる
 言葉に気をつけなさい それは行動になる」

日本では、マザー・テレサの言葉として
紹介されている格言です。
海外では、老子やラルフ・エマーソンの)
(説があるようです

いずれせよ、人間誰もが
ズシンと来る言葉ですよね。

実は、これは道徳・倫理ではなく
科学的にも検証されてきています。

あなたが無意識に頭に浮かべていることは、
そのまま行動に出ているかもしれません。

1. 目にした言葉はその後の行動に影響を与えている

1996年、ニューヨーク大学のジョン・バルフらは
こんな画期的な実験をしました。

30人の学生を、言葉の発想実験の
名目で協力してもらいます。

実験は各自個別に行われました。

5つの単語から4つ選び、
文法上正しい言葉にしてもらいます。
これを30セット自分のペースでしてもらいます。

実は、被験者は意図的に2つのグループに
分けられていました。

A群「高齢者」を連想させる単語ばかり出てくる

たとえば、「古い」「引退」
「しわ」「一人」などです。
(「ビンゴ」、「ニット」、
フロリダ」なども)

ただし、「老人」や「高齢者」などの直接的な
単語は出てきません。

B群 中立的な単語ばかり出てくる

終了後、研究チームはお見送りをします。
実はここからが本当の実験でした。

被験者は、実験室の入り口から
エレベーターまでの廊下を歩いて帰ります。

研究チームは、そのおよそ10メートルの
距離を何秒で歩いたかをストップウォッチで
一人一人計測していきます。

結果は、面白いことが判明しました。

高齢者を連想させる言葉を事前に認識した
A群の歩行速度は、平均【8.28秒】でした。
しかし、中立的なB群は平均【7.30秒 】でした。

研究チームは、違う30名で追加実験をしましたが
結果はほぼ同じでした。

なんと、高齢者の方によくある状態
(ステレオタイプ)を連想させる言葉を
知覚した人は、その後の行動
(歩みが遅くなる)も無意識のうちに
影響されていたのです。

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当然ながら、「お年寄りに関する単語を見たから
行動をそのように変えてみよう」と意識する
ことはありえません。事実、後の追加調査では
誰も実験の意図には気づいていませんでした。

人は無意識に特定の状況と結びついた
特定の行動反応を決めています。
そのため特定の刺激にさらされると
決めた通りに反応し、行動に出してしまいます。

この研究は世界中に広まり、現在では
「フロリダ効果」と呼ばれています。
(フロリダは高齢者の方が多い地域だそうです)

2.行動は、その後目にする言葉に影響を与えている


上記の研究は「言葉」から「行動」への
影響についてのものです。

では、逆に「行動」が「言葉」
影響を与えることはあるのでしょうか?

2005年、ドイツ ケルン大学の
トーマス・マウスワイラーはまさに
この点を研究しました。

33名の大学生に協力してもらい
まず1人1人、部屋の中を5分間
歩いてももらいます。

その時、ウォークマンをつけて
メトロノームの音で歩くテンポを調整します。

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被験者は次の2つのグループに分かれます。

A群:1分間30歩の速度で歩く
B群:1分間90歩の速度で歩く

その後で、文字の羅列を並べ替えて
正しい意味を持つ単語にする
課題を解いてもらいます。

結果は、面白いものでした。

実は、40個の課題のうち8個の単語は
高齢者を連想させるものでした。

そして、それに関しては
高齢者の方のようにゆっくり
5分間歩いたA群の被験者は、
そうでないB群よりも
平均【1秒】近く早く正解をしていました。

それ以外の単語については、
平均0.15秒程度の差しかありません。

当然ながら、「ゆっくり歩いたから
高齢者に関する言葉に敏感に反応できた」とは
考えにくいものです。事実、追加調査では
誰も実験意図には気づいていませんでした。

3. 人は、普段目にするものでできている

人間の知覚と行動は、
このように双方が密にリンクしています。

つまり、人間は本質的には嘘がつけないのです。

「つい、口をすべらしてしまった」(言葉)
「つい、やってしまった」(行動)

こうした「つい」の後ろには、
残念ながら、その人の
無意識の思考があります。

まさに「言霊」です。

とはいえ、常に言動に注意することは
難しいことです。
まずは、自分の「行動」と「言葉」を
意識して変える時間を増やしていきましょう。

では、具体的にどうすればいいのでしょうか?

「行動」の場合は、所作を学ぶことや
理想的な動き・振る舞いをする人物をみつけ
真似をすることです。

「言葉」の場合は、読むもの見るものを
変えて、語彙の表現を増やすことです。

双方はリンクしていますから
得意な方からで構いません。

両者に共通して大切なのは、「イメージ」です。
イメージは、普段目にしているものから生まれます。

たとえばWEBの世界においては
自然に偏見や誹謗中傷、蔑視的なスラング
あるいは社会不安を煽るトピックが出てきます。

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最初の「フロリダ効果」の実験を思うと
これがどれだけ恐ろしいことか
わかるかもしれません。

もちろん、オンライン社会では
避けることはできません。

だからこそ、それ以上に目にするものを
創り出す必要があります。

そこでお役に立てるのが「宝地図」です。

理想の未来の自分を表現する
絵や写真をコルクボードに貼り
毎日眺めることで、ワクワクしながら
自然に自分のなかにある世界観を
望ましい方向に変えていけます。

そこから使う「言葉」も「行動」も変わり
やがて理想の自分になることが
できているのです。

本日もお読みいただき
ありがとうございます。

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