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「鋼の意志」は存在しなかった!意志の力を節約し、セルフ・コントロールできる時間を伸ばす秘策とは?

「あきらめなけば夢は叶う」
よく言われることです。
とはいえ、これほど難しいこともありません。

多くの人は夢や目標を掲げても
早晩、あきらめてしまいます。
そして、自分を責めてしまいます。

でも、安心してください。
原因は「あなたが弱い」からではないのです。

1. 感情を10分我慢すると、こんなに意志力は下がる

「人は肉体には限界はあるけど
 精神的な想いの力には果てがない」

長く信じられてきた説です。
「鋼の意志」なんて言いますよね。

でも、現実には私たちの心は
冷めやすく、すぐに動いてしまいます。

ひょっとしたら、人間の意志の力にも
限度があるのではないか?

最初にそう考えだしたのは、
精神分析学の祖
ジークムント・フロイトでした。

そして、20世紀の終わりの1998年
画期的な研究が行われます。

プリンストン大学の
ロイ・バウマイスターらの
研究チームは、30名の学生の協力のもと
こんな実験を行いました。

参加者は10分間ずつ、2種類の映像を見ます。
1つ目はロビン・ウィリアムスのコメディ
2つ目はがんで余命少ない若い母親の実録です。

ただし、参加者には次の2種類の指示がだされ
グループ分けされました。

A群:視聴中、感情を抑えてもらう
B群:視聴中、好きなだけ感情を出してもらう

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視聴中の態度は録画されるので
各参加者は指示を守らざるをえません。

その後、参加者は13個の英単語を並び替え
正文を作るアナグラムテストに挑みます。
制限時間は6分間。決して簡単ではなく
問題解決への意志の強さが問われます。

結果は、面白いものでした。

感情をおさえたA群に比べ、
感情を好きに出したB群の方が
【1.47倍】正解していたのです。

抑えようとした感情が
コメディをみたポジティブなものか
実録をみたネガティブなものかは
関係はありませんでした。

わずか10分、感情を出すのを我慢したことで
問題解決能力が下がった
のです。

なぜこんな現象が起きたのでしょうか?

2.意志力は筋力と同じ。使うほど減っていく

道徳や決まりを守ること
長期的な計画を立てて実行をすること
自分の役割と責任を果たすこと
未来のために決断と選択をすること

事の大小はあっても、私たち大人が
自発的に毎日おこなっていることです。
だからこそ社会は成り立ちます。

この作用を「セルフ・コントロール」といいます。

しかし、残念ながら人はずっとは
自分を律することはできません。
必ずダレたり、サボったり、いい加減になります。

「意志が弱いからだ!」「やる気がないからだ!」
そう言われてしまえば、それまでです。
でも、そこには人の「意志力」の量自体は
一切減らないという前提があります。

しかし、実験からも分かるように
何かをすること・しないことを選択し
責任をもって努力・実行した後は
意志力の力は消耗し、
意志を要する問題解決力が落ちるのです。

研究チームはこうした現象を
フロイトの説をもとに
自我枯渇(Ego depletion)と名付けました。

要するに、精神的な「意志力」も
物理的な「筋力」と変わらないのです。
使えば使うほど消耗し、やがては
機能しなくなります。

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実験後のアンケートによると、
感情をおさえることの方が、
感情を好きに出すよりも【2.46倍】
努力が必要だったといいます。
さぞかし意志力を消耗したことでしょう。

3.感情を抑えるのをやめると、意志の力が蘇る

研究チームは次のような言葉を残しています。

プレゼンテーション1

誰でも登山やスポーツ大会の前日は
早寝をし、身体を休めます。

でも、重要な決断や問題解決の前に
そうした配慮はされているでしょうか?

肉体で言えば、息が切れて
もう立ち上がれない状態で
全力疾走を繰り返しているようなものです。
上手くいくわけありませんよね。

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では、具体的にどのように意志力を
調整すればよいのでしょうか?

もちろん、意志力自体は
体温や体重のように計測はできません。

ただ、あきらかに有効な方法はあります。

まず、疲れている状態での決断や選択は
避けましょう。どんなに急かされても
先送りした方が賢明です。

さらに、有効なのは「感情の解放」です。

私たちは成長とともに、感情を大いに
抑えられてきました。

悲しくて泣けば、「我慢しろ」と言われ
嬉しくて飛び跳ねれば、
「調子に乗るな」と言われる。

家族や学校、職場での役割のなかでは
感情的になることは、とにかく戒められました。

そのうち私たちは、
感情を出しても良い場面でも
その発露を無意識に抑えてしまいます。

そのたびに知らずのうちに
意志力は下がっていくのです。
すると、いざ人生の岐路に出くわしても
決断や行動のための十分なエネルギーを
確保することができないのです。

もちろん最初は恥ずかしいことでしょう。
そんな時はまず1人でポジティブな感情から
表現してみてください。


感情を素直に表現することは、
あなたの意志力のキャパシティを
解放するとともにあなたを
より魅力的にみせてくれるはずです。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

優秀な方、がんばり屋さんな方、
心優しい方ほど多くの場面で
感情を抑えることを経験してきたでしょう。

そうした方が安全・安心な環境で
感情を解放し、本来のエネルギーを
取り戻す方法があります。

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