世界中の知識が集まる検索エンジンGoogle.
そこには、過去500年間の書籍に現れた単語の
頻度を検索表示できる無料サービスがあります。

その中で、過去25年間で伸び続けている
言葉が「情熱と仕事（passion work)」です。

▲　2021年1月13日　投稿者の検索による

「情熱」も「仕事」も昔からある言葉です。
しかし、2000年以降両者は
強く結びついていきました。

ただお金のためでなく、
自己表現として仕事がしたい。

すなわち「天職の見つけ方」に
世界的な関心が集まっているのです。

そこには、2つの柱となる思考法があります。

1. どんな仕事も慣れれば天職になるか？

今から2つの考え方を紹介します。
あなたはA・Bどちらの考え方に
近いでしょうか？

どちらも一理ありますね。

2015年スタンフォード大学の
パトリシア・チェンらの研究チームは
興味深い実験をしました。

研究チームは、今あなたに考えてもらった
質問をアメリカ人98名にしました。

結果は、なんと【80.7％】が
A（フィット理論）を選びました。

「自分の情熱を傾けられる天職が
必ずあり、それを見つけるのが
最優先」というのが多くの考え方のようです。

質問は続きます。

現実にも「楽しそうでしかも高給」な求人は
なかなか存在しませんよね。

結果、B社（楽しいけど薄給）を選んだのは
フィット論者（天職の存在を信じる）が【61.9％】
開発論者（なんでも天職になる）が【39.3％】でした。

たしかに開発論者からすれば、
どうせなんでも天職になるのならば、
給料で選びたくなるのも無理はありません。

2.　心の声を聴く習慣が天職に導いてくれる

彼らは、このアンケートをふまえて
今度は実際の労働者にホントのところを
アンケートしました。

対象は、271人の現役労働者です
（平均年齢40歳）。

彼らもやはり【69％】は、
フィット論者（天職の存在を信じる）でした。

でも面白いのはここからです。
研究チームがさらに彼らの年収や
仕事への満足度を分析したところ
次の事実がわかりました。

フィット理論家と開発理論家は、
いずれの経験的な情熱、職業的満足度、
主観的な職業的成功、年収のレベルは
結局、似たりよったりである。

肩透かしになったらごめんなさい。

でも、この論争の本当の問題は
「どちらが正しいか」ではなく
「どちらも正しいことが知られていない」点なのです。

フィット理論（天職の存在を信じる）は
自分の情熱を大切にする素敵な考え方です。

でも、相性や直感ばかり気にしすぎて
職を転々とし、いつまでたっても
スタートが切れない可能性もあります。

開発論者（なんでも天職になる）は
どんな環境でも本腰で打ち込む
素敵な考え方です。

でも、自分の心の声を無視して
心身が傷ついても最初に選んだ
仕事をやり抜くことは、
人生に支障をきたす可能性があります。

だからこそ、もし仕事で
上手くいかないときは
あえて正反対の考え方に立ってみましょう。

フイット論者であれば、自分の情熱が
わかないときがあっても、目の前の仕事には
全力であたってみる。

開発論者であれば、周囲の期待や目先の報酬が
あっても、あえて自分が本当にやりたいか
どうか考える時間を持つ。

そのうちにいつの間にか
あなたがやっていることが
天職だと気づくことでしょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

誰もが天職の道に進むことができます。
でも、それを実感するにはあなた自身の
心と身体の声を聴く習慣が必要です。

私望月が、今の天職の道を信じられたとき
とても力になったのが「レイキ」というメソッドです。

情熱大国のアメリカでは
No1医療機関が採用し、ハーバード大学でも
研究所がある健康法・能力開発法です。
コロナ禍の免疫力アップにも役立ちます。
興味のある方は、
こちらのオンラインセミナーで直接お話します。

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