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エネルギーは量より注ぎ込む場所が大切!アイスランドの青少年の飲酒・薬物問題を解決したエネルギーメソッドとは?

1990年代後半のアイスランドは
大きな社会問題を抱えていました。

「青少年の飲酒・薬物問題」です。

1998年の調査では、高校1学級40人で
計算してたとえると、
次のような割合で問題行動がみられました。

過去30日間に飲酒をした 17人/40人中
日常的に喫煙している   9人/40人中
大麻の使用経験がある  7人/40人中

しかし・・・2018年にはこんな変化が
起きていました。

過去30日間に飲酒をした 3人/40人中
日常的に喫煙している   1人/40人中
大麻の使用経験がある  2人/40人中

劇的に改善されていますね。
一体、どんな施策がとられたのでしょうか?

この飛躍には私達個人も使える
成長のヒントが含まれています。

1.禁止事項こそ「見える化」しよう


1997年、「ドラックフリー(薬物のない)アイスランド」
というキャンペーンが立ち上がります。

政治家から芸能人、はては
タバコ専売会社まで
巻き込んだ国家プロジェクトです。

お酒や麻薬の誘惑はたちがたいものです。
特に仲間とつるむのが最優先のティーンには
ただのスローガンやお説教は意味がありません。

そこでまず行われたのが、
禁止事項の見える化です。

元から決められていたが任意事項だった
「子どもの外出時間の規定」について
公的なものとしてしっかり守らせるように
勧告したのです。

警察署長名義の手紙が親に届けられました。
さらには、若者が外出できる時間帯が印刷された
マグネットが配布されました。

これを冷蔵庫に貼れば、家族みんなが
いやでも規則が目に入るのです。

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しかし、もっと重要なのは次の施策でした。

2. お酒や薬物よりもハイになれるもの

プロジェクトチームが考えたのは
そもそもなぜ人が薬物のトリコに
なってしまうのかという点でした。

それは個人の意志力とは関係がなく
脳が快感をおぼえる化学反応をおこし
自然に「ハイ」になれるからです。

逆に言えば、お酒や薬物以外の手段で
「ハイ」になれるものがあればいいのです!

そこで注目されたのが
「スポーツ」の力でした。

それもただの気晴らしではなく、
勝利に向けて一致団結して
トレーニングする
専門的なチームスポーツです。

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地方団体は、各地のスポーツ団体に
会費補助をしたり力量のある
有名コーチを雇ったりしました。

かくして青年達は公式スポーツに
打ち込むようになり、そちらに
エネルギーを注ぎ込むようになりました。

結果として、お酒・薬物などの
問題行動は右肩下がりに減少したのです。

こうした施策は世界中で話題になり
スペインやチリ、エストニア、
ルーマニアなどにも
広まっていきました。

3. エネルギーを注ぎ込む場所を変えよう


いかがでしたか?

本事例で分かるのは、
「エネルギーを注ぎ込む場所」の重要性です。

エネルギーを増やす方法は
科学・非科学を問わずたくさん提唱されています。

でも増やしたエネルギーも注ぎこむ場所を
間違えると、大きな問題が起きるのです。

あなたは自分のエネルギーを
今どこに注いでいますか?

もし分からない場合は、何かに向かって
気づかないところで
漏れ出ているのかもしれません。

それに気づき、注ぎ込む場所を決め直すと
人生は激変しますよ。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

エネルギーで最も大きいのは心のエネルギーです。
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参考文献(P.118~128)






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