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手帳で人生を【ゲーム化】しよう。200年前の「自己啓発の父」に学ぶ自分のための手帳術

あなたは手帳を使っていますか?
今はアプリ・サービスも多いですが
紙の手帳も捨てがたいものです。

ところで、手帳には何を書きますか?
「自分の予定に決まっているでしょ」
と言われそうですね。

でも、そのほとんどは実は他人が予定
した未来の日時を忘れないために
書いているものです。

では、本当に自分のための手帳術とは
何でしょうか?200年前に実在した
「自己啓発の祖」の手帳をみてみましょう。

1.アメリカ建国の父・自己啓発の父

「アメリカ建国の父」
ベンジャミン・フランクリン(1706~1790)。

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政治家・科学者として大活躍した彼は
その合理主義のもと、独特な手帳術を
行っていました。

フランクリンには、次の13の徳の
すべてを習慣にしたいという野望が
ありました。

1.節制
 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
2.沈黙
 自他に益なきことを語るなかれ。
無駄口をたたくなかれ。
3.規律
 物はすべて所を定めて置くべし。
仕事はすべて時を定めてなすべし。
4.決断
 なすべきをなさんと決心すべし。
決心したることは必ず実行すべし。
5.節約
 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。
すなわち、浪費するなかれ。
6.勤勉
 時間を空費するなかれ。
つねに何か益あることに従うべし。
無用の行いはすべて断つべし。
7.誠実
 詐りを用いて人を害するなかれ。
心事は無邪気に公正に保つべし。
口に出すこともまた然るべし。
8.正義
 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを
与えずして人に損害を及ぼすべからず。
9.中庸
 極端を避くべし。
たとえ不法を受け、
憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
10.清潔
身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
11.平静
 小事、日常茶飯事、
または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
12.純潔
性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、
これにふけりて頭脳を鈍らせ、
身体を弱め、または自他の平安ないし
信用を傷つけるがごときことあるべからず。
13.謙譲
イエスおよびソクラテスに見習うべし。

誰に言われたわけでもなく
自分の向上のためです。
まさに「自己啓発」の源流です。

2.手帳で自分を管理することで、人生はゲームになる

フランクリンはピタゴラスの
「金言集」にヒントを得て、
毎日、これらの徳目を自分が守ったか
チェックすることにしました。

そして手帳に次のような表を
作成しました。

プレゼンテーション1

このように13個の徳目について、
1週間に1徳目ずつ徹底的に
実行していくことにしました。

13週間で13徳目を一巡でき、
1年で4周できます。

その週においては、他の12個の
徳目は確認する程度にして
背いてしまった日だけ、
毎晩、黒点をマスに
入れるようにしました。

目指すは「黒点1つない
真っ白な手帳」です。

この効果は抜群でした。
フランクリンは手帳を海外に
行くときも手放しませんでした。

彼は自伝にこう書いています。

プレゼンテーション1

「自分を律する」といえば
堅苦しく聞こえます。

でも、それは「人生をゲーム化する」
こととも言えます。自分のためだけに
人生をかけて競う究極のエンタメです。

そして、「手帳」のようにどこでも
持ち運べ、かつ工夫次第で自由に
加工できるツールは良き伴走者です。

2020年、私たちヴォルテックスも
夢実現に特化した新しい手帳を
考案しました。興味のある方は
下記の記事をご覧ください。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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参考文献(P.114~126)


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