見出し画像

目に入るものを変えるだけで人生は変わる?|宝地図の科学3


ある驚きの実験と成果をお伝えします。

1. 体感があれば、習慣は変わる

2017年、こんな面白い論文が発表されました。

「生産的? 不安? 孤独?
 24時間、プッシュ通知を切ってみたら…」

1日だけ、スマホの通知を切ってみる。

「それのどこが実験なの?」と思う方
「いや、1日でも勘弁してほしい」と思う方
反応は様々でしょう。

「通知を見逃すことの恐怖」と
「通知への対応による中断で 失われる仕事の生産性」

この2つは、実は世界的な問題です。

面白い話があります。

実はこの実験
「Do not disturb(邪魔しないでモード)チャレンジ」は、
当初は1週間の予定でした。

しかし、実験を主導した
スペインの通信会社テレフォニカの
マーティン・ピエロはこう語ります。

ナント、誰も募集して来ませんでした。
そこで最終的には、24時間(1日)の実験にしました。

そしてようやく30名の
被験者が集まりました。

被験者は、生産性向上の期待もある反面
「情報が来ないこと」や
「他者とのつながりがなくなること」に
不安を隠しきれませんでした。
(たった1日にも関わらず!)

半数の15名は「失敗しそう」と不安がり
8名は上司に「通知にでないことの特別許可」を申し立てていました。
(たった1日にも関わらず)

とはいえ、30名全員が
このチャレンジに成功しました。

事後アンケートでは、ほとんどの参加者が
「生産性の向上」と「リラックス」
大きく実感していました。

そして、当初考えていた
「通知が分からないことのストレス」よりも
「普段の通知で
 中断されることのストレス
」が
大きいことを体感しました。

さて、面白いのはここからです。

参加者30名のうち22名(73%)は
その後においても、意識的に
通知アプリの対象を絞ったり
通知抑制モードにする時間帯を
設けるようになったのです。


さらに2年後にこの22名に
追跡調査したところ、
実に「59%」の13名はまだこの習慣を
続けていたのです!

たった1日のわずかな挑戦で得た
体感は、ここまで人の習慣を
変えることができるのです。

これをあなたの人生に応用したら、、、、。

2.  目に見えるものを変えれば、習慣が変わる
 習慣が変われば、人生は変わる。


これを私たちの人生に活かしてみませんか?

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン・
インタラクション・センターの
アンナ・コックスは、
こんな工夫を提唱しています。

マイクロ・バウンダリー
(小さな境界線)

どういうことでしょうか?

スマホの通知機能は
何もしなくても最初から
スマホ内に入っています。

だからこそ無意識に
目に入ってきてしまうのです。

そこに「小さな境界線」をひきます。

お休みの日はあえて通知を切る。
人と会っている間はあえて通知を切る。

指先1つの工夫です。
でもこれだけで「目に入らなくなり」
無意識の習慣から外れていきます。

逆も言えます。

良い習慣につながりそうなものは
境界線をなくせばいいのです!

学習や仕事に必要な本は
机に出しておくなどです。

人は環境の生き物です。
目に入る周囲の環境で
自然にかたちづくられます

だから…

プレゼンテーション1

もちろん、何を選ぶかは
その人の人生の目標に
よって異なります。

そのため、大前提として
あなたがどんな人生を
歩みたいかを
明確にする必要があります。

その上で、その理想像を
常に「目に入る」ように
しておくことも必要です。

ずいぶん難しそうですが、ご安心を。

「宝地図」というメソッドは
この両方を一気に実現してくれます。

あなたの理想の未来に近い
写真や画像素材をコルクボードや
模造紙に貼り、
それをいつも眺め、対話する。

宝地図林

たったこれだけで
いつのまにか良い習慣が身につき、
目標が達成しやすくなり、人生が変わっていきます。

3.日本テレビの「メレンゲの気持ち」で『魔法の宝地図』が、、、


宝地図は「誰でも」・「気軽に」・「楽しく」

できる世界一かんたんな自己実現法です。

これまで、60万人以上が実践していますが、
(著書としては 累計84万部となりました)
その中には
800万部のベストセラー作家・本田健さん、
日本一の個人投資家 竹田和平さん、
タレントの 西村知美さん、
など、数々の成功者・著名人も含まれています。
 
また、あのパリコレでも著名な
ブライダル・ファッション・デザイナーの第一人者
桂由美さんとは
「シンデレラ・マップ」
という名前で、独身女性のための「宝地図」の本も
共著で書かせていただくなど、広まってきました。
 
また「国語・算数・宝地図」というスローガンの元、
全国の先生方にも授業で取り入れられてきましたが、
先日(2020.8.23放送)、
日本テレビの「メレンゲの気持ち」でも、拙著
『見るだけで9割かなう! 魔法の宝地図』(カドカワ)
が取り上げて頂きました。

画像3


ヴォルテックスLINEチャンネル、始動

はじめましての方も
すでに望月俊孝の
公式LINEやFB、メルマガに
ご登録いただいている方も必見!
毎日更新おすすめ記事
最新イベント情報
不定期Lineライブ配信!

ご登録は【10秒】で完了です
【登録後、プレゼントをお届け】

画像4



さて、話は戻って、
こうした目に入るものをあなたが望むようにする仕組みを
学んでから行うと
効果は何十倍にもなります。

そんな機会が「魔法の宝地図」
オンライン講演会
です。

全国どこからでも
望月俊孝が直接、講座をお届けします。
(無料 でご参加ができます)

▼今月の日程をアップしました!

画像2

よろしければどうぞ。

 4.まとめ

「24時間、スマホの通知を切ってみたら…」
このチャレンジに取り組んだ人は

「通知を見逃すことの恐怖」と
「通知への対応による中断で 失われる仕事の生産性」
について悩みました。

30名中、半数の15名はこの24時間チャレンジに「失敗しそう」と不安がり
8名は上司に「通知にでないことの特別許可」を申し立てていました。

結果、30名全員がこのチャレンジに成功しました。

そのアンケートでは、ほとんどの参加者が
「生産性の向上」と「リラックス」を
大きく実感していました。

つまり、当初考えていた
「通知が分からないことのストレス」よりも
「普段の通知で
 中断されることのストレス」が
大きいことを体感しました。

面白いのはここからです。

参加者30名のうち22名(73%)は、
その後も、意識的に、スマホの通知を絞ったり
制限をしたのです。

さらに2年後
実に「59%」の13名はまだこの習慣を
続けていたのです!

たった1日のわずかな挑戦で得た
体感は、ここまで人の習慣を
変えることができたのです。

これを私たちの人生に活かすにはどうしたら、良いか?

「マイクロ・バウンダリー(小さな境界線)」を
引いたり、外したりして、

悪い習慣につながりそうなものは
境界線を作り、
良い習慣につながりそうなものは
境界線をなくせばいいのです。

学習や仕事に必要な本は
机に出しておくなどです。

そこで、提案です。

あなたの人生の目標を明確にすることで
何と境界線を作り、
何を境界線の中に入れるのか?
 
その時、「宝地図」はとっても役に立ちますよ。

ヴォルテックスLINEチャンネル、始動

はじめての方も
すでに望月俊孝の
公式LINEやFB、メルマガに
ご登録いただいている方も必見!
毎日更新おすすめ記事
最新イベント情報
不定期Lineライブ配信!
ご登録は【10秒】で完了です
【登録後、プレゼントをお届け】

画像6

【お礼】
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
そして貴重なお時間をいただきありがとうございます。
「スキ」(💛マーク)や「フォロー」をポチッとお願いします💛
お読みいただいたお礼にフォローに参ります💛

本記事参考文献(P.102~104)、感謝します


さらに記事・論文を参照しました。
感謝します
「宝地図の科学」シリーズの
バックナンバーです。

望月俊孝 note のサイトマップ


この記事が参加している募集

読書感想文

習慣にしていること

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?