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4歳の頃にはやっていた「未来への時間旅行」をもう1度する方法 発散思考がメンタルタイムトラベルを加速させる

2021年現在、まだタイムマシーンはありません。

でも、実は私たちは普段、
心の中でしているのです。
過去の出来事を振り返ったり、
将来起きそうなことを想像したりします。

いわば「メンタルタイムトラベル」です。
さて、あなたは何歳の頃から、これが
できるようになりましたか?

実はその年齢の能力には、より良い
未来を描くための秘訣があるのです。

1.3歳児にはできなくて、4歳児にはできた「時間旅行」

2010年、クイーンズランド大学の
トーマス・ズデンドルフは
ユニークな研究を発表しました。

3~4歳のお子さん82名に
こんなアンケートをとります。

「昨日は、何をしましたか?」
「明日は、何をしますか?」

単純な質問ですよね。
でも、心の中で瞬間的に
タイムトラベルをしなければ
答えられない質問です。

返ってきた答えに対して
お母様に協力してもらい
その正誤を確認しました。

結果は次の通りでした。

3・4歳児 メンタルタイムトラベル

いかがですか?

特に顕著にうかがえるのは
明日の出来事をたずねる
未来思考の場面です。

4歳児の方が、3歳児に比べて
【約36%】多く回答し、
【約55%】多く正解していますね。

3歳から4歳は言葉・心・行動の機能が
急速に発達する時期です。

ズデンドルフは次のように考察しています。

3・4歳児 メンタルタイムトラベル

さて、面白いのはここからです。

2.現在の「列挙力」が、未来の「描写力」だ

ズデンドルフは、他にもこんな質問を
お子さんたちにしました。

(1)「あなたが思いつくもので
  赤いものをすべて教えてください」
(2)「あなたが思いつくもので
  丸いものをすべて教えてください」
(3)「あなたが思いつくもので
  車輪のあるものをすべて教えてください」

どれだけ自分のアタマの枠を広げられるのか
発散思考を問う質問です。

結果として、やはり3歳児よりも
4歳児の方が多くの回答を上げていました。

さらなる分析の結果、
分かったことがこちらです。

発散思考問題の回答が多い子ほど
未来(明日)の出来事の回答も多かった。

これは過去(昨日)の出来事については
みられない現象でした。

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これは私たち大人も応用できます。

できる限り例をあげてください
という質問はたしかに面倒かもしれません。
思いのほか出てこなくて、愕然とすることも
多いでしょう。

でも、未来を描くということは、
あらゆる可能性を視野に入れて検討することです。
その材料は、多いほうが良いに決まっています。

良い未来を描くには、まずは現在の
「列挙力」をあげていくことですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございます。

とはいえ、PCやスマホのメモ帳に
向かっても、アイディアは浮かんで
こないものです。ここは1つ、4歳の頃の
脳に戻ってみましょう。

理想の未来をあらわす写真や絵を
貼ってながめる「宝地図」は
あなたが抑えていた発散思考を
一気にめざめさせてくれます。

そのためのより良い方法を
知りたい方はこちらのオンラインセミナーで
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