イメージトレーニングは実は5種類あった では、一番自信が湧いてくるイメトレの方法とは?
「イメージトレーニング」という言葉を
ご存知ですか? 通称”イメトレ”です。
もともとはスポーツの
メンタルトレーニングから
生まれたものです。
現在は社会人の仕事や
学生の試験の準備にも活用されています。
通常、イメトレで頭に浮かべる映像は、
上手くいった瞬間の姿でしょう。
でもイメトレは他にも4種類あったのです。
1. イメトレは実は5種類あった!
1998年に開発された
「スポーツイメージ質問票」には
標準となる次の5種類のイメージ対象が
提示されています。
1)認知固有イメージ
特定のスポーツのスキルをイメージすること
例:ゴルフのドライブを完璧に
決める動きをイメージする
2)認知一般イメージ
競技の戦略についてイメージすること
例:ホッケーの選手が特定のショート
コーナープレイをイメージする
3)動機づけ固有イメージ
具体的な目標や目標に向けた行動をイメージする
例:オリンピックで金メダルをとった
瞬間をイメージする
4)動機づけ一般-覚醒(MGーA)イメージ
スポーツ競技に関連する
リラックス、ストレス
覚醒、不安などの感情を体感として
イメージする
例:サッカーのPKでの興奮や不安をおさめる
プロセスをイメージする
5)動機づけ一般-習得(MGーM)イメージ
困難な状況を効果的に対処し、
習得している自分をイメージする
例:勝負を分けるペナルティーキックを任された
ときの行動をイメージする
この中で一般的なイメトレの印象は
3)動機づけ固有イメージでしょう。
では、この中で最も自信がわくイメージ対象は
どれだと思いますか?
2.最も自信がわくイメトレは「困難を乗り越える自分」
この点について、2009年、
運動学教授クレイグ・ホールは
345名のアスリートを対象に
調査を行いました。
すると本番においても練習においても
最も自信につながったといえるイメトレは
5)動機づけ一般-習得(MGーM)イメージであり、
その次は、1)認知固有イメージでした。
すなわち困難な状況を乗り越えたり
自分の弱点を具体的に克服している
シーンのイメトレが最も自信につながったのです。
輝かしい勝利のシーンではないのが
面白いですよね。
「最後はきっとうまくいく
だからこの壁を乗り越えてみせる」
そうした映像が鮮明にみえたとき
人は自信をもち、目の前の問題から
逃げなくなります。
ぜひ活用してみてください。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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