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9回失職して億万長者になった男の話 すべての仕事は最後は天職につながっている

アメリカにダン.Rという富豪がいます。

彼はそこに至るまで
険しい道程を歩いてきました。

なんと9回も転職を重ねたのです。

9打席目まで三振を
繰り返した億万長者の
履歴書をみてみましょう。

1.  クビ、クビ、自主退職、倒産・・・


1社目

大卒後、彼は計算機と電子時計の
卸し業者に就職します。

しかし全くセールスの
コツがつかめず2年でクビに。

2社目

今度は、大手の
コンピューター・ゲーム製造会社でした。

しかしここも同じ理由で
1年半後にクビに。

3社目

新しくできたばかりの
コンピューター会社に
就職するも、1台も売れず
9ヶ月でクビに。

4社目

やはりコンピューター会社。
でもほとんど売れず、自主退職。

5社目

またまたコンピューター会社。
しかし、ノルマ未達でクビに。

6社目

今度の会社では【職種】を
変える
ことにします。

彼は、「販売」ではなく
「マーケティング」を
希望しました。

これは非常に上手くいきました。

しかし、9ヶ月後
会社が倒産
してしまいます。

7社目

またコンピューター会社の
セールスマンになります。

結局この会社も倒産します。

しかし、何かつかみ
かけていた彼は、
最後の年には20万ドルを
稼ぐ
までになっていました。

8社目

再びセールスマン。
しかし会社は、低い業績に
満足できず、自主退職。

9社目

レジのスキャナー製造会社
しかしここもクビに。

そして10社目・・・
ここで彼は天職に巡り会えます!

2. 10社目でようやく分かったスゴイ才能


10社目でも彼は
セールスマンをしました。

しかし、その会社の方針は
それまでの会社とは違いました。

手当たり次第
営業するのではなく
入念に計画し、一人のお客様を
大切にするのです。

そこで彼ははじめて
自分の才能に気づきました。

プレゼンテーション1

そうして彼は才能を開花させ
全米でもトップクラスの年収を
稼ぐ男
になったのです。

彼に直接インタビューをした
トマス・J・スタンリーは
こう語っています。

「彼はそれまでの9つの会社での
 セールスやマーケティングの
 経験を後悔したことは1度もない。

「その結果、自分にぴったりの
 職業が何か分かったからだ。」

プレゼンテーション1

3. すべての仕事は最後は天職につながっている


いかがでしたか?
多くの先輩は言います。

「どんな仕事も必ず学べる所がある」

実際、仕事が辛く
先が見えないときは
信じられないものです。

私自身も20代はそうでした。

しかし振り返ってみると
すべての仕事が
今のライフワークの準備でした。

1社目 自動車販売会社

ブランドに引かれ
新卒で入った会社です。

営業を通して
人を接し仲良くなる
必要性を学びました。

2社目 能力開発研修会社

社長の人柄に惹かれ
28歳のときに弟子入り同然で
転職した会社です。

・大好きなことを仕事にすること

・そして能力開発という
 形にないものを
 販売するということ

この2つの葛藤を
乗り越えることができました。

結局は目の前の人が
価値を感じてくれることが
大切だと分かりました。

講師体験がはじまったのもここからです。

3社目 研修会社

一度目の独立が失敗し
背水の陣で再就職した会社です。

ここではマーケティングを学び、
「話すこと」「書くこと」で
価値のレバレッジ(てこ)が
かかる
ことが分かりました。

結局、このなかには
私の天職はありませんでした。

しかしヴォルテックスという
天職を今日もできているのも
間違いなくこの3つの仕事で
培ったものがあるからです。

すべての仕事は最後は
天職につながっているんですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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参考論文(P.240~245)



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