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共感と脳の仕組み|痛みの数だけ人を助けられる

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お金がもらえなくても、感謝されなくても、
誰かに褒められるわけでもないのに
なぜか「他人のために動いてしまう」
人間最大の行動力の源
「共感」について考えましょう。

1.「共感」は相手のために非ず

注目の社会認知神経科学者
マシュー・リーバーマンは
こんなユニークな体験をしました。

1992年のこと。
リーバーマンは衝撃的な連絡を受けます。
それは、ある大学院から受け取った
合格通知が実は手違いで無効だった
という話でした。

お先真っ暗とはこのことです。
不運は続きます。
3年間交際した彼女とも
別れる寸前まで喧嘩し、
生活費も尽きかけました。

そんなある晩、彼はアフリカの
恵まれない子どもに
寄付をよびかける
深夜番組を目にします。

そのとき、彼は
なぜか激しく心を動かされ
泣きそうになりがなら
寄付の電話をしました。

考えれば、不合理な行動です。
彼は、こう述懐します。

「お金はない。
彼らに会った経験もなければ
今度会う予定もない。
寄付したところで、感謝の言葉が
返ってくるわけでも、後で
お金が戻ってくるわけでもない。」

すなわち彼は
【お金】【時間】【他人】の壁をこえ
純粋に他人のための行動したのです。

2.共感には3つのステップがあった

後年、リーバーマンは「共感」を
次の3つのStepに分類しています。

スライド1

スライド2

スライド3

【Step2】から、
共感は相手のためのみらず
自分の心の痛みの癒しにも
つながることがわかります。

「いつ」でも「どこ」でも「誰にでも」
共感できる人はいません。

自分も同様に心が痛む状況に
いるときほど、発生します。

さらに、「共感」は「同情」や
「哀れみ」とは違います。

【Step3】のように、純粋な
「いてもたってもいられない」
現実的な行動力とセットです。

3.共感は自分の恐怖をおさめてくれる

さて、リーバーマン率いる研究チームは
さらに脳の中隔野という部分が
「人を助けたい」という共感の際に
活性化することを突き止めました。

プレゼンテーション1

中隔野は、報酬プロセスがあり
目の前の脅威からくる恐怖や不安を
沈静化してくれます。

そして「脅威から逃げよう」という反応を
誰かを助けるために
「脅威に立ち向う」という
行動に変換してくれます。

生物が子育てをできるのも
この部位の活性化があるからです。

いかがでしたか?

「共感」は、このように案外
自分本位のものです。

見方を変えれば、「勝手に心が動いて
勝手に助けようとしている」だけですから。

しかし、そのおかげで【お金】【時間】
【他人の声】といったノイズを気にせず
恐怖を乗り越え、行動できるのです。

まさに「『情け』は人のためならず」ですね。

もし辛い経験をしているときは
自分史上最大の行動がとれるチャンスなのです。


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参考文献(P.153~162)







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