【4C学習法】復習の力 大人の学習は「当たり前」を「賢く」
こんにちは
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。
1.「復習」しないから、もうからない
こんな言葉があります。
「復習」の大切さは誰もが知っています。
とはいえ、大人になり忙しくなると
つい前に進むことを重視して
振り返ることをしなくなります。
でも、それは本当にもったいないことです
2016年、ハーバード大学の経営学者
フランチェスカ・ジーノ達の研究グループは
とても興味深い研究を発表しました。
研究チームは、256名の被験者を集め
「足して10を作る」タイプの数列パズルを
解いてもらいます。
20秒以内に正解すれば
1ドルがもらえるルールです。
1回戦終了後、2回戦にうつる前に
3分間のインターバルがあります。
使い方については、次のいずれかを選びます。
さて、あなたならどうしますか?
(もしリアリティがわかなければ、)
(賞金1万円だと思ってください)
実際の参加者はというと・・・
選択肢Aの落とし込みを選んだのは
わずか18%(46名)でした。
それ以外の82%(210名)は、選択肢Bの
実践練習を選んだのです。
しかし結果は・・・
その後の2つの試合では、経験を振り返り
落とし込んだ選択肢Aのグループが
実践練習にあてた選択肢Bのグループよりも
【19%】多く正解したのです!
研究チームはこの成果を
ビジネスの現場でも試しました。
インドの著名アウトソーシング会社wiproでは
4週間の新人技術研修があります。
そこで毎日研修あとの最後の10分間で
学んだことを2つ、具体的に書き出すグループを
作りました。
結果、そのグループだけが
研修達成度の最高ランクのカテゴリーに入る
確率が【19%】上がったのです!
2.大人の勉強は「当たり前」を「賢く」
「復習は時間がもったない!」
「とにかく練習!練習!」
忙しければ忙しいほど
私たちはそう考えがちです。
でもそこで立ち止まり
振り返り、落とし込むことは
課題の深い理解に役立ちます。
なによりも「ここまでやった!」という
自己効力感につながります。
研究チームは実験をこう総括しました。
いかに「賢く」学ぶか?
それが忙しい大人の勉強です。
そしてそれは上記の研究のような
【当たり前】のことばかりです。
耳目を引くだけのセンセーショナルな速学法も
一部の脳の構造が違う天才だけが可能な
練習法もいりません。
誰もが良いと分かっていることを実際にやる
誰もが1度で終わりにすることを繰り返す
それだけです。
そんな当たり前だけど
やれば驚きの効果がすぐに上がる
速読法・速学思考だけを集めたのが
「4C読書法・速読速学法」です。
私の半世紀をかけた研究により
ふるいわけたものの集大成です。
ご興味のあるかたは、こちらの
オンラインセミナーで望月本人が
語らせていただきます。
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