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見果てぬ大きな夢は、思わぬ大発見をもたらしてくれる 人生の錬金術師になろう!

8月1日。
イギリスでは、とある記念日です。

正解は「酸素発見の日」です。

1774年8月1日、自然哲学者
ジョーゼフ・プリーストリ
細長いガラス瓶を水銀に満たし、
太陽熱で加熱させることで、
ある気体を集めることに成功しました。

その気体は火の燃焼力を高め
ネズミを長生きさせました。

まさに今の私たちが知る酸素
水銀灰から分離することに成功したのです。

公式の酸素の発見者は、彼で
あることは間違いありません。

しかし、近年化学史の研究によれば
それから159年も前に、非公式に
酸素の分離に成功した男がいたと
言われています。

彼の名前は、ドレベル
面白いのは彼の職業です。

1. 酸素を非公式に発見した錬金術師

ドレベルの仕事は、なんと
錬金術師でした。

錬金術師などと言えば、
現在では漫画やゲームの中だけの
存在です。

彼らは「すべての不完全なものを
完全な存在に変える」
ことを
使命としていました。

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最も有名なのが、黄金変成です。
鉄、鉛、銅などの卑金属を黄金に
変える技術を日夜研究していました。

彼らの理論によれば、
物質を自由に作り変える触媒
(第5元素、賢者の石)を
手に入れさえすれば、望むままの
黄金変成できるというものでした。

彼らはこの触媒を物質の精気
あると考えていました。

そのため炉の前に立ち
日夜、蒸留器を手に
「蒸留」「溶解」
「分離」「還元」などの
作業を繰り返していました。

もちろん今の私たちから
見れば、ナンセンスです。

しかし、その作業はある意味、
とても化学的でした。

そのため黄金は生まれなくとも
様々な発見・発明がありました。

代表的なものを紹介しましょう。

2. ヨーロッパ初の白磁を生成した錬金術師

17世紀のヨーロッパでは、
日本の伊万里のような
純白の白磁器が大ブームでした。

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それをヨーロッパでも
生産できるようにしたのが
ドイツの錬金術師
ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーです。

アウグスト2世に見いだされた彼は
焼成を超高温にする発想や
カオリンという鉱石の活用で、
1709年にヨーロッパ初の白磁器の焼成に
成功します。

3. 不老不死の研究から生まれた火薬


東洋の中国にも、錬金術師は存在しました。

彼らが黄金錬成以上に興味を
もったのは、錬丹術と呼ばれる
不老不死の薬作りでした。

彼らは、木炭・硫黄・硝石の3種類の物質を
混合させると激しく燃え上がること

発見しました。

これが黒色火薬の原理です。

武器としての発表は、1040年頃に
書かれた兵法書「武経総要」ですが、
すでにその200年前に書かれた
道経の本にも火薬らしき
記載はあったそうです。

4. 大それた夢だから大発見が起こりうる

いかがでしたか?

「無限の黄金が欲しい」
「永遠の命が欲しい」

思えば愚かな願いであり
無謀な探求です。

でもそんな見果てぬ夢は
尽きぬ情熱を生み、本筋以外の
様々な発見・発明につながりました。

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大それた夢を持つこと
口にしたら笑われるどころか
怒られる夢を持つこと

そうした夢は、
たとえ叶わなくても
あなたに爆発的な行動力を
与えてくれます。

そして当初は期待もしていなかった
新しい可能性を見せてくれるでしょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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参考論文

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/8/65_376/_pdf

参考文献A(P.10、30、39) 
参考文献B(P.23~25)





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