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高い目標もやる気もやりがいもある人が最もハマる「成功のパラドックス」自己啓発であまり教えてくれない2つの乗り越え方をお伝えします。

「今の自分に自信があり、やりがいを感じ
高い目標に向かって、自分の道を進んでいる。」

自己啓発では100点満点の存在です。
でも、本日お伝えする実験はこんな人が
最もはまる人生の罠をお伝えします。

あまり語られない「成功のパラドックス」の
世界を見ていきましょう。

1. 急激な変化で、人は新しい戦略をとれるか?

2000年、ロンドンビジネススクールの
ピノ・G・オーディアの研究チームは
とても考えさせられる研究を発表しました。

168名の学生に協力してもらい
あるビジネスシュミュレーションゲームを
受けてもらいます。

学生たちは架空の携帯電話会社の社長になり
13期にわたる経営決定をしてもらいます。

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価格や広告・営業、電波容量、他社との
ジョイントまでかなりたくさんの側面を
自由に決め、自社のシェア拡大を目指します。

各決定期間ごとに、参加者はフィードバック
アドバイスを受けることができます。

優秀な学生たちは真剣に取り組みました。

ゲームの前半部分の勝ちパターンは、
簡単にいえば「とにかく新規シェアを手に入れる」
ことでした。

新規市場への、電波容量の追加購入、
積極的な営業や宣伝広告に力を注いだ
参加者がグイグイ、成果を出していきました。

しかし、ここであるイベントが起こります。

第9期目に「規制緩和」が起きます。
強制イベントであり、それまでの成果に
関係なく影響を受けます。

ここからは勝ちパターンは一変します。
「いかに他の参加者の既存のシェアを
手に入れるか」

前半では効果がなかった
値下げや他社とジョイントをした参加者が
グングン成果をあげていきます。

研究チームはこの時を待っていました。
彼らのテーマは次のようなものでした。

「急激的に環境が変わったとき
どんな人が過去の戦略にしがみついてしまうか」

具体的には、規制緩和のあとの期も相変わらず
広告費や営業に集中していたのは、どんなタイプか?

個人アンケートと成果を照らし合わせると
とても面白いことが分かりました。

2.過去に固執する5つの意外なタイプ

急激的な環境変化において
過去の戦略に固執してしまった参加者は
次のような特徴がありました。

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いかがですか?
いずれも自己啓発的には
良いとされている特性ばかりですよね。

今の自分に自信があり、やりがいを感じ
高い目標に向かって、自分の道を進んでいる。

しかし、こうした方々は周囲のルールが
一変しても、過去の戦略を手放せなくなり
結果、望む成果が手に入らなくなります。

研究チームは、これを「成功のパラドックス」と名付けました。

3. 成功のパラドックスにはまらない2つの方法 

まさに人生の罠です。
「プロ」「先生」と呼ばれる方ほど
はまりやすいものです。

では、どうすればいいか?

研究チームは2つの提案をしています。

1)批評家からの情報やアドバイスを聞くこと

いわゆる耳の痛い話を聞くことで
自分の認識の幅を広げることです。

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もっとも「聞くこと」は
「従う」ことではありません。

外部の声は的はずれなこともありますし
ドリームキラーであることも多々あります。

本当に信じる道は、突き進みましょう。

しかし、「そんな話もあるんだな」
「こんな人もいるんだな」と思うだけでも
自分の視野が広がり、過去の戦略への
執着が減る点は大いに役立ちます。

2)「目標」を新しく追加する

こちらは、今上手くいっている「目標」の他に
新しい「目標」を設定するのです。

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すると、土壌自体が違うので、自然に
過去の戦略から離れ、新しい道を歩み出す
ことができるのです。

「自分は本当にそれをやりたいのか?」
「これ以外の世界はないのか?」

そんな自問自答をいつもできることが
人生の罠を乗り越える秘訣なのです。

本日もお読みいただき
ありがとうございます。

とはいえ、人の現状維持能力は恐るべきものです。
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