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「お金のその先」を一緒に探す仕事が求められていく

おはようございます。
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。

1.「お金」のプレゼントは本当に失礼か?

2010年、ハーバード大学の
フランチェスカ・ジーノらの研究チームは
興味深い実験結果を発表しました。

197名の被験者にオンライン上で
A)プレゼントを受け取る役と
B)プレゼントを贈る役に分かれてもらいます。

A)受け取る役は、Amazon.comの
「欲しい物リスト」を作成してもらいます。
15ドル(約1566円)の範囲で少なくとも
2つの異なるカテゴリーから10個の商品を選び、
その商品名・写真・価格を
B)贈る役にメールで知らせます。

B)贈る役はこの「欲しい物リスト」から
選ぶこともできますが、代わりに
15ドルを【お金で】プレゼントすることもできます。

さて、あなたが贈る役ならば
この時どんな気持ちがしますか?

「なんとなくお金は思いやりがない
 失礼な感じがする」

そう思う方もいるかもしれません。

事実、贈る側はあくまで相手が希望した【物】を
贈る方が、その分を【金銭】で贈るよりも
【約18%】も多く喜ばれると思い、かつ
【約25%】も多く思いやりのある行為だと
回答しました。

しかし・・・

当のプレゼントを受け取る側は逆でした!

【金銭】でもらう方が、
自分で希望した【物】をもらうよりも
【約12%】も多く評価し、そのうえ
【約34%】も多く「気が効いている」と
回答したのです。

驚きですよね。

なお、同チームの別の実験では、
「欲しい物リスト」に明示されていないけど
同じ価格帯で相手がのぞみそうなものを
贈る「サプライズ・プレゼント」については、
「欲しい物リスト」の方に軍配が上がりました。

2.求められるのは、「お金のその先」を一緒に見つける仕事

「自分のものは自分で選びたい」
当然の感覚です。

でも、情報過多で
選択肢が過剰な現在においては
しばし自分の選択に自信がなくなります。

そこで便利なのが「お金」です。
とりあえず「お金」でもらっておけば
次の機会に選択を持ち越せます。

贈る側も「身銭を切る」の言葉通り
思いやりを示せた満足感があります。

たしかに「お金」は便利です。
でも、交換のための「道具」に過ぎません。
最終目的には決してなりえません。

いつかは、次の質問と向き合うことになります。

プレゼンテーション1

一人ではなかなか向き合えない質問です。
逆に言えば、この質問に向き合う
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これからは強く求められます。

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