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人類の夢実現は、「直立二足歩行」から始まった!2本足で歩くことで生まれた、2つの心のはたらきとは?

今から700~800万年前の昔
私たちのご先祖さまは、
ある大切な能力に目覚めました。

「直立二足歩行」です。

あまりにも当たり前の能力です。
しかし、実はここから人の「心」が
生まれたのかもしれません。

1. 直立二足歩行が、「夢実現」をうんだ
 

直立二足歩行になることで、
最終的に人の心の誕生につながった。

こう唱えるのは、
考古学者のジョン・ホッフェッカーです。

もともと私たちのご先祖さまは
森の中で四足歩行で暮らしていました。

しかし、気候の変化により、
森が小さくなり、
草原に進出するようになりました。
そこでは、より高く遠くを見る必要があります。
直立二足歩行はそんな利便性から
生まれたものとされています。

二足歩行になると、当然「手」が空きます。
そこで人類は道具を作り使うことを覚えました。
これは画期的なことです。

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目に見えない頭の中のイメージ情報を、
目に見える形に具体化する。

まさに「夢を叶える」という行為が
人類のなかに生まれたのです。

さらに素敵な話は続きます。

2.  抱いている赤ちゃんを見た時、脳の時間旅行がはじまった

「人が心の中で未来や過去を思い浮かべられるのは、
二足歩行ができたからだ」

この仮説を唱えるのが、
心理学者スー・サベージ・ランボーです。
ボノボの言語研究を世界ではじめて行った
霊長類研究の第一人者でもあります。

四足歩行の頃、私たちのご先祖さまは
赤ちゃんを「抱っこ」できませんでした。
逆に赤ちゃんの方が、お母さんの背中に
しがみつく状態でした。


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しかし、二足歩行になると、お母さんは
赤ちゃんを支える必要が出てきます。

その中で、身体の前方に抱いた赤ちゃんの
表情や視線の先を観察することになります。
四足歩行のときにはできなかった
「赤ちゃんとの視点の共有」が
できるようになったのです。

そして大切な赤ちゃんの心の状態を
常に考えるうちに、複数の精神状態を
念頭におく能力が芽生えたといいます。

3. 人類は常に新しい行動様式をうみ、心を進化させる

いかがでしたか?

世界的なコロナ禍は、私たちから
「移動の自由」を奪いました。

オンラインコミュニケーションに
頼らざるをえない状況は、ある意味
とても不自然にも思えます。

しかし、「直立二足歩行」で
動き回ること自体が、環境変化のために
生まれた新しい行動様式だったのです。

仮に私たち人類は、
「歩かなくなった」としても
必ず新しい移動様式を編みだすはずです。

「直立二足歩行」の誕生で
「心」や「精神的な時間旅行の概念」が
生まれたように、私たちの内なる世界も
進化することでしょう。

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そう考えれば、ワクワクしませんか?

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

Zoomなどのオンライン会議の普及は
私たちに新しいコミュニケーションの
可能性を教えてくれました。
人の心に深く接し、未来への可能性を
見つける「カウンセリング」においても
それは同じです。安全・安心な環境で
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