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オンライン学習の成功の鍵は、「受講生の表情」脳の鏡をつかって、学びを加速させよう!

ここ2年間で一様に広まったのが
オンラインセミナーです。

Zoomを使えば、クリック1つで
「いつでもどこでも」
相互にコミュニケーションができる
教室が出現する。

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つい10年前には信じられなかったです。

さて、そんな便利なオンラインセミナーにも
1つの大きな問題点があります。

それがゲストの方が
「顔を出してくれるか」という
問題です。

顔を出したくない理由は
たくさんあるでしょう。

「自分の部屋が映ってしまう」
「化粧していないから」
「そもそもカメラの付け方が分からない」

でも、私は強く言いたい。

「カメラを付けて、
 ぜひ顔を見せてください」

オンラインセミナーを
主催される方であれば
ぜひ受講生の方に
呼びかけてあげてください。

なぜならば、そこには
科学的な理由があるからです。

1. 私達の脳には鏡がある

それが「ミラーニューロン」の存在です。

これは、1996年、イタリアのパルマ大学の
神経科学者ジャコモ・リゾラッテイにより
発見されたものです。

ジャコモは、当初
マカクザル(猿)の行動による
神経細胞の動きを観察していました。

その中で、マカクザルが
人間がエサを拾っている
ところを見ただけで、あたかも
自分がエサを拾っているような
脳が活性化したのです。

こうしたあたかも「鏡」のような
脳の働きは、人間にもあることが
発見されました。

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すなわち、他の誰かが意図をもった行動を
しているの目にすると、あなたの脳内では
その行動をしているときと同じ
運動皮質内の回路が活性化するのです。

社会的動物にとっては、
それほど仲間の意図や目標を理解し、
つながることが必要なのです。

「学ぶ」の語源が観察による
「真似(マネ)ぶ」であることにも
つながりますね。

さて、ではここで考えてみましょう。

「このミラーニューロンが
 最も活動的になるには、
 相手の何を見たときでしょうか?」

答えは・・・

2.  オンラインセミナーの鍵は「表情」

「相手の表情を見たとき」なのです。

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自閉スペクトラム症とミラーニューロンの
関係性を研究するUCLAの
ミレーラ・ダプレットはこう述べています。

「相手の顔を表情を見るとき、
 私たちは自分の運動皮質の同じ部分を
 活性化するが、同時にこの情報を
 情動に関する島皮質にも伝える。」

「あなたの顔の表情を見るとき、
 私はあなたの顔の動きをとらえて、
 自分の顔にも同じ運動反応を起こす。」

人生は「行動」により変わります。

「行動」は「感情」が変わることで
変わっていきます。

そして、「感情」の変化は必ず
「表情」にあらわれます。

だからこそ、お互いの変化の場である
セミナーには「表情」の確認が必要なのです。

セミナーを主催される方は
ぜひいつも以上に「表情」に
力を入れてみてください。

そして受講される方は、
それに「表情」で返してあげましょう。

カメラをONにして。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

こうしたオンライン対面のノウハウは
1対1のセラピスト、カウンセラーにも必要です。
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参考論文

https://www.science.org/cgi/content/abstract/324/5925/403

参考文献(P.303~311)




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