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あなたはすぐに幸せになれる薬があったら飲みますか?人は幸せになりたい以上に自分で幸せをつかみたい

「人生の満足度が絶対上がる薬が
 あったら飲みますか?
 一切副作用はありません」

あなたならば飲みますか?

これはフィクションの中の話ではなく
2011年行動経済学者ポール・ドーランが
行った調査です。

事前に7段階で今の人生の満足度を聞いた
参加者に、もしもう1レベル満足度が必ず
上がる薬があったら飲むかどうか聞きました。
(副作用はないとします)

結果として「飲む」と回答したのは
参加者の4分の1に過ぎませんでした。

さらに「飲む」と回答した人に対して
その薬の対価として、自分の寿命で
払うとしたら何年分になるかを聞くと
5、6年という答えが返ってきました。

では、大多数の参加者はなぜ
「飲まない」と回答したのでしょうか?

こんな理由があげられました。

「すぐに解決するのは不自然だ」
「自分の人生に不満がある理由を知ることは
 大切だと思う」
「自分が感じていることの理由を理解したい」

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つまり、楽に幸せになること以上に
自分の人生を理解し
コントロールしたいという
想いが強かったのです。

人は感情の生き物と言われます。
気持ちいい感情が続けば、それだけで
幸せとも言えます。

でも実際は、たとえ不満や
不具合があっても
自分で人生を試行錯誤して
体験したい
という欲求があるのです。

ぜひ失敗を恐れずチャレンジをしてみましょう。
それは本来、私たちにとって
「気持ちがいい」行為なのですから。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

「体験」の言葉のとおり
私たちはもっと身体の感覚を
磨いていきましょう。その
最も良い方法が100年から日本にあります。
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