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今日は「最も読書から学べる公式」をお伝えしますね。

1.人は分かりやすいものを「真実」だと思う

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フェイクニュース(虚偽報道)。

SNSの発達で、僕らは事実でない情報を
つい信じ込み、あろうことか拡散まで
するようになりました。

どうやら人は内容以前に、
手に取りやすいものを真実だと
思いやすいようです。

2018年、プリンストン大学の
マダリナ・ブラセアヌらの
研究チームはこんな実験結果を発表しました。

【Step1】

大学生合計146名(複製実験もふくめ)を集めて
「ネット上の噂話」として
次のような文章を読んでもらいます。

スライド2

スライド3

スライド4

さて、あなたはどれが正しいと思いますか?

正解は最初の青いシートの説だけです。
それ以外の赤シートは、科学的根拠がありません。
(親がよく言うにも関わらず)

参加者は、このような真偽が混じった
4つのカテゴリー
(栄養、アレルギー、視力、健康)
合計24本の文章を注意深く読みます。

そして、1)正解だと思うか
 2)科学的裏づけがあるか
7段階で評価してもらいます。

面白いのはここからです。

【Step2】

参加者はこの後である音声を聴きます

それは別の人が、同じ課題について
2つのカテゴリーから正しいと思う文章を2つ
思い出しながら自然に話しているものです。

【Step3】

参加者は、カテゴリー名が指示され
最初に学習した文を思い出してもらいます

【Step4】

最後に、参加者は自分が
最初に読んだ文を提示され
もう一度、1)正解だと思うか
2)科学的裏づけがあるか
7段階で評価してもらいます。

「自分で読んだあとに
 その内容を別の人の意見をきいてから
 再度思い返す」

これにより読み手の認識は
どのように変わるのでしょうか?

2. 「目」に入れたものは、「耳」で治す

結果として、参加者は、
半ば信じてる内容(中程度の信念)」
については、聞いた話の内容に
影響を受けていました。

すなわち音声内の話し手の意見にあわせ
自分の意見の信憑性の評価を変動させたのです。

研究チームはこのように考察しています。

プレゼンテーション1

情報化社会であるからこそ
大切なのは「説明・討論」の場です。

わかりやすさは大切です。
しかしそのためには特定部分の強調や
削ぎ落としが必ずあります。
さらには耳障りの良さのために
事実が捻じ曲げらている場合もあります。

そこで「目」だけではく、
「耳」を使うことで
人は認識の偏りを修正できるのです。

3. 最も本から学べる公式=「速読」+「読書会」

これは「読書」にも言えます。

たとえば、速読はとても価値があることです。
でも、それは決して一冊まるまる本を
記憶するような超能力ではありません。

自分の目的に沿った箇所だけを拾い上げる
究極の「削ぎ落とし」です。
スピードのために
あえて見ない部分がほとんどです。
完全に理解できていない部分もあります。

そこで役立つのが読書会です。
読書会では、他の方が
それぞれの人生をもとに
同じ本を違う切り口で
語るさまを聞くことできます。

これにより、自動的に自分がその本から得た
信念を見直すことができ、それだけで
同じ本からより多くを吸収し直せるのです。

いかがでしたか?
「速読」+「読書会」は
私の半世紀のアウトプット型読書人生で
発見したテクニックの1つに過ぎません。

さらに興味のある方は、
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4.まとめ


今日の内容をまとめると・・・
1.人は分かりやすいものを「真実」だと思う
2. 「目」に入れたものは、「耳」で治す
3. 最も本から学べる公式=「速読」+「読書会」
 

【お礼】
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