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こんばんは
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。

1.「癒し」のマスターも
 「情熱」のカリスマも避けられない病

世界最高峰の作家であり講演家である
「こころのチキンスープ」著者
ジャック・キャンフィールド。

彼は年2回、非公開のリゾートで
秘密の合宿を開いています。

参加者は、自己啓発分野のトップばかり。

さて、そこでは何が教えられて
いるのでしょうか?

実は、最先端の科学や
テクニックではありません。

「自分をケアする」方法です。

各界のトップは、自分の生涯を
スキルの研鑽と普及に
費やしています。

人を救うことを
至上命題にしています。

しかし、その果てに待つのは
「燃え尽き症候群」でした。

実際にその合宿に参加した
アメリカの健康ビジネスの大家
デイブ・アスプリ-はこう語ります。

200913日話を聞いてくれた人の味方

参加者のなかには、世界的なヒーラーや
セラピストなど「癒し」のマスターも
多いとのことです。

2.抵抗しがたい4つの言葉

「燃え尽き症候群」

ともすれば、ただの「頑張りすぎ」と
とらわれがちです。

しかし、実際は近年、
世界保健機関(WHO)の
国際疾病分類IDC-11に含まれるなど
世界中で重大視されています。

「燃え尽き症候群」は、著しい
エネルギーや作業効率の低下
気分の落ち込みとなって
僕らに襲いかかってきます。

この最大の問題は、
目的思考の人ほど
「燃え尽きた自分を」
認めたがらないことです。

たとえば、次の4つの言葉を
ご覧ください。

200913日話を聞いてくれた人の味方

スライド2

スライド3

200913日話を聞いてくれた人の味方

どれも大正論です。

だからこそ、意識の高い人ほど
終始これらに近づこうと
常にONの状態のまま
ブレーキをかけられなくなります。

そして、燃え尽きるのです。

3.調和的な情熱と強迫的な情熱


では、どうすればいいでしょうか?

その1歩は、「情熱」という言葉に
対する誤解を解く必要があります。

ケベック大学の
ロバート・ヴァレランド教授は
情熱には2種類あるといいます。

スライド12

スライド13

スライド14

スライド15

前者は、仕事を通して
価値ある人生がもたらされます。

一方、後者の行き着く果ては
疲労に満ちた「燃え尽き症候群」です。

とはいえ、強迫的な情熱に
囚われがちなのが私たちです。

それは、転職や研修などで
目指す目標をかえても解決する
ものではありません。

4.境界線を引くと、自信が生まれる

大切なことは、自分自身で
自分に境界線を引くことです。

「仕事」と「自分」
「役職・肩書」と「自分」
「他者」と「自分」

本来は違うものを同じにみていたことを
やめるだけでいいのです。

産業心理学者の
キャロライン・エルトン博士は
「線引き」を次のように表現しています。

200913日話を聞いてくれた人の味方

200913日話を聞いてくれた人の味方

この「線引」ができるようになると
人生の風景が変わってきます。

今まで冷たいと思っていた人が
線引きの名人で「自分がある」
素晴らしい人だとわかるかもしれません。

なにより、引いた線により
自分自身が明確になり
「自信」にあふれることに
気づくでしょう。

境界線を引くと自信が生まれるのですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

参考文献A(P14~15)

参考文献B(P146~147)


ほか参照記事・論文
望月自身がはじめて人生でたちどまり
「線引き」ができたのは、この出会いからです。
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