
人は自動的に相手の意図を考えて行動してしまう たとえ存在しない相手でも
2005年、ヘブライ大学の
ラン・R・ハッシンらは
興味深い研究を発表しました。
51名の参加者の協力のもと、
まず2.5秒間、日常生活の行動についての
短文を読んでもらいます。
短文は2種類あります。
A種類 主体の目的が書かれているもの
例「ケイトはバスで
スーパーマーケットに向かいます」
B種類 特に書かれていないもの
例「ケイトはバスで
スーパーマーケットの前を
通り過ぎました」
目的といえば大げさですが
文章の主語である人物の
意図や方向性が表現されているか
否かが両者の違いです。
その後で、特定の文字列が表され
これが単語になっているか否かを
キーで即答してもらいます。
結果、面白いことが分かりました。
A群の目的が書かれた文章を読んだ
参加者の方が、そうでないB群に比べて
問題への反応速度が
平均約4%高かったのです。
人は社会的動物です。
敵であれ味方であれ、
周囲の他者の意図や目的は
その後の自分の行動を決める
重要な関心事項です。
そして今回の実験では、
その意図や目的が
紙に書かれた単純な
フィクションでも
人は次の行動に何らかの影響を
受けてしまうことが分かりました。
私達は、常に接するものすべての
意図や目的を自動的に推論し、
それに合わせて行動を調整しています。
だからこそ周囲の人・物・環境を
変えることなしに、自分を変えることは
不可能なのです。
まず目に見える世界を少しずつ
自分の望むものに近づけていきましょう。
あなたの行動はそれによって
自然に望む方向に調整されていきますよ。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
では、具体的に何をすればいいか?
まずはあなたの望む理想の未来を
視覚化してみましょう。そのときに
役立つのが「宝地図」という
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