2,000年、リンダ・L・チャオと
アレックス・マーティンは
重要な発見をしました。

合計10名の参加者（右利き）の協力のもと
次の2つの動作をしてもらい
その時の脳の様子を観察します。

実験1

高速で表示される「道具」「動物」
「顔」「家」の白黒写真をしっかり見る。

実験2

「道具」と「動物」の写真をみせ
その名前を黙って思い浮かべてもらう。

結果、いずれの実験においても
「道具」の写真をみたときが最も
脳の左腹側運動前野が活性化していました。

すなわち人は道具の写真を見るだけで
それを利き手で使っているところを
無意識にイメージしてしまうのです。

また、過去の実験では
右手の動作を想像するだけでも
活性化することが分かりました。

人は常に周囲の行動を理解して
真似ようとします。

そしてその気質は、生の光景ではなく
写真であっても起きるのです。

自分の欲しい物があれば、画像検索や
カタログなどから写真をさがし
常に見るようにしましょう。

すると人は実際にそれを持っている
自分、使っている自分を自然に
想像しはじめます。

それにより、いやでもやる気がわき
手に入れるためのアイディアが
湧いてきますよ。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

本記事のように理想の未来を
表現する写真や絵をコルクボードに
貼り眺める「宝地図」は脳からみても
とても効果的な方法です。
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