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「親ガチャ」は科学的にはどうなのか?若い方と若々しい方におくる末永く幸せでいるための3条件

「人は努力次第で幸せになれる」
自己啓発のみならず、旧来の
日本社会の根底にあった物語でした。

とはいえ、社会の停滞により
格差が目に見えて実感できるなか、
誰もがその物語を疑っています。

「親ガチャ」という生まれた環境への
あきらめを示す昨今の流行語は、
そんな若者の気持ちをストレートに
表現しているものと思います。

今日は、リアルな幸せ論と
特に若い方に向けた希望論を
お伝えします。

1. 幸せを決める5つの要素

この点、2003年、
クレアモント・グラデュエイト大学の
研究チームは、とても素敵な
研究を発表しました。

これまでの研究では、
個人の人生に対する幸せは
次の5つの要素で決まるとされています。

努力の5段階

順番は個人でコントロール可能な範囲の量です。

1)の遺伝的決定要因が
もっとも介入できる余地がなく
逆に5)のパーソナリティが
最も自分の手で高めていけます。

たしかにこれを見れば、
「親ガチャ」論が出るのも
無理はないかもしれません。

想像以上に外部要素が私たちの
幸せの感じ方に影響を与えています。

でも、安心してください。
研究チームは、次のように述べています。

幸福の5大要素

どれほど外の世界が騒がしくても
結局は幸せを決めるのは
自分の内面なのです。

2. 若者は本来何に幸せを感じるか?

だからこそ大事なのは、
「自分にとって幸せとは何か?」
明確にしておくことです。

この点、研究チームは全米828名の
ティーン(小学6年生~高校3年生)の
協力を得て、こんな実験をしました。

特別な腕時計をわたして
1週間のうち1日8回、信号をおくります。

信号を受けた参加者は、現在の状況について
「何をしているか?」「誰とどこにいるか?」
「何を感じているか?」をフォームに記入します。

参加者には、アジア系、ラテン系、
ネイティブ・アメリカン系など
様々な環境の若者がいました。

アンケートからは、次の発見がありました。

幸福の5大要素

いかがですか?
共感できますよね。

本来であれば、若者は家庭や社会の
環境に関わらず、親しい友だちと
時間を過ごしながら、何かに向かって
挑戦するだけで幸せを感じられるのです。

3. 全世代共通 末永い幸せを感じるための3つの条件

でも、これは若者だけでなく
いつまでも前進し続けたい
すべての人々が持つ幸せの条件だと
思います。

以上の結果を踏まえて、
研究チームは広く社会に向けて
すべての世代が末永く幸せを
感じる3つの条件
を提唱しています。

幸福の5大要素

幸せは、誰かがくれるものではありません。

自分から積極的に
「学び」「責任を負い」
「自己表現をし」「助け合う」
ときに生まれてくるものなのです。

それが分かっているだけで
いつでもその場から「幸せ」を
感じることができますよ。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

本稿から分かるように
「幸せ」はスキルの1つです。
だからこそ運動のようにトレーニング次第で
どんどん体感が増していきます。
そして古今東西の「幸せ」のスキルの中で
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