こんにちは、
「魔法の宝地図」著者の望月俊孝です。

1.「スター・ウォーズ」の世界を創る
　元証券マンの日本人

世界的なSF映画「スター・ウォーズ」。

この名作に2015年から
関わっている日本人がいます。

彼の名前は、成田昌隆さん。

CGモデラーとして、デザイナーが
描いた2次元の絵を立体化し
画面の中で命を与えています。

実は成田さんは元証券マン。
映画とは無縁の人生でした。

しかし、1995年、赴任先の
アメリカで1本の映画に出会います。

世界初の長編CGアニメ
「トイ・ストーリー」です。

内容に感動していた成田さんは
エンドクレジットで日本人の名前を
見つけます。

その瞬間、成田さんは

「やりたいことをやっていない」

自分の人生に【失望】を覚えたそうです。

さらに、2年後。

コンピューターの展示会で
成田さんはCGのソフトウェアの実演を
目にします。

「これなら自分にもできそうだ！」

そんな【自信】のもと、独学で
CGを学びはじめます。

600ページの専門書を読破し
仕事以外はひたすら画面に向かう日々。

そして3年後には、プロとして
制作会社から
声をかけられるようになります。

そんな成田さんに、
最大の転機がおとずれました。

2.「憧れ」と「自信」と
　「あせり」が夢を叶えてくれる

2008年、リーマンショックが
世界を襲います。

証券会社は軒並み、活動を縮小。

そんな折、成田さんは知人が
アメリカの映画制作会社に
入社したことを耳にします。

もう待ちきれません。

20年働いた証券会社を退職し
45歳でハリウッドに渡ったのです。

成田さんのストーリーには
この3つがありました。

人は安心な空間にいたいものです。

多くの場合は、「憧れ」を
「憧れ」のままにして
日々をすごしています。

そこから踏み出させてくれるのが
「自信」です。

「自分にもできる！」
「自分ならできる！」

そんな【チョロい】と感じる
「自信」が行動を起こしてくれます。

でも最後に必要なのが「焦り」です。

「このままではだめになってしまう！」
「このままでは遅れてしまう！」

そんな【まずい】と感じる
焦燥感が大きな1歩にむけて
背中を押してくれるのです。

「憧れ」と「自信」と
「焦り」が夢を叶えてくれるのですね。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

本日の参考資料　感謝申し上げます
朝日新聞　2020年1月26日（日）
13版　25面　参照
Reライフ　輝く人「45歳　夢のハリウッドへ」

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