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光の力で神経細胞を操る「光遺伝学」。最新の神経科学とヒーリング・メソッドが接近する可能性!

「マインドフルネス瞑想をすると
 不安やネガティブな感情が減る。」
最近では一般でも知られるようになった事実です。

2017年、オレゴン大学の研究チームは
面白い実験をしました。※1

なんと実験用マウスにマインドフルネス瞑想を
してもらった
のです。もちろんマウスたちに
坐禅はお願いすることはできません。

一体どのようにしたのでしょうか?
そして結果は?

1. ダイレクトにマウスに瞑想脳になってもらう方法

研究チームがとったのは
光遺伝学(オプトジェネティクス)という手法でした。※2

光遺伝学は、2005年に開発された画期的に技法です。
端的に言えば「光で脳の神経細胞を操作する」方法です。

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特定の波長の光を感知して活性化され
細胞機能に影響を与える分子
(光活性化タンパク質)があります。

この分子を遺伝子導入で
特定の細胞に発現させることで
その細胞の神経活動を光の照射で操作できるのです。

今実際に生きている動物の
特定の神経細胞だけの活動を
自由に把握したりコントロールできてしまう
あまりにスゴイ方法です。

研究チームは、マウスの前帯状皮質に
4週間にわたり1回30分間合計20回、
3種類の波長(1、8、40ヘルツ)の光を
照射して刺激を与えました。

この中で8ヘルツの波長については
入眠時のまどろみに近いリラックス状態を
示すθ(シータ波)と同じものです。

つまり呼吸などをすることなく
ダイレクトに瞑想状態の脳に
誘導したのです。

マウスの精神状態の変化を調べるために
「明暗箱」という方法がとられました。

これは仕切りのある装置により
マウスが明るい場所での探索を好むか
暗い場所にとどまりたがるかをみることで
抱えている不安度合いを調べるものです。

結果として、8ヘルツの刺激を受けたマウスが
最も多く明るい場所での探索行動をおこし
不安が著しく軽減していたことが分かりました。
(1ヘルツにも同じ現象がみられました)

光遺伝学の手法は治療法として
大きな可能性を秘めています。

2020年、自然科学研究機構生理学研究所の
南部篤教授らの研究チームは、
本手法でサルの脳の大脳皮質運動野の
神経細胞を効率よく刺激させ
手の運動を引き起こすことに成功しました。※3

マウスのみならず霊長類に
効果があったということは
将来的に私たち人間の心身の病気
(特に神経難病)に
応用できる可能性が高いのです。

2. 「光」のエネルギーとヒーリングメソッドの今後


いかがでしたか?

キーワードは「光」です。

古来より「光」はヒーリングメソッドの要
として語られてきました。

たとえば私たちが普及している
日本発祥のヒーリングメソッド「レイキ」も
「光」のエネルギーによる癒やしと言われています。

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本記事で書いたような
神経科学の発達をみるにつけ
「光」という言葉は
ただの象徴的な比喩表現以上の
意味があったのではないかと思います。

もちろんスピリチュアルな手法が
光遺伝学を先んじて実践していたといえる
臨床実験は存在しません。

安易に結びつけることは
これまでの真摯な学術研究に
対する冒涜にもつながります。

しかし医療体制のない太古の昔から
ここまで人類が生き残り繁栄してきた事実から
ヒーリングメソッドは受け手の
大脳神経に特定の波長の刺激を与えて
細胞活動を活性化させ、自己治癒力を
引き出していた可能性が大いにあります。

私たちヴォルテックスは30年近く
毎月「レイキ」というヒーリングメソッドを
お伝えしてのべ50,071名のご受講生がいます。

今後は治療家様や一般の方への普及とともに
学術機関様などの実験・検証にも
協力させていただき、さらなる医療の発展にも
貢献したいと思います。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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参考論文 ※1
参考論文 ※2

光遺伝学(オプトジェネティクス)の応用 げっ歯類の場合
https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/50/10/50_968/_pdf


参考論文 ※3


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